بِسْمِ ٱللَّهِ ٱلرَّحْمَٰنِ ٱلرَّحِيمِ ٱلْحَمْدُ لِلَّهِ ٱلَّذِىٓ أَنزَلَ عَلَىٰ عَبْدِهِ ٱلْكِتَٰبَ وَلَمْ يَجْعَل لَّهُۥ عِوَجَا ۜ ﴿1﴾
Japanese
アッラーを讃える。かれはそのしもべに啓典を下された。それには,少しの曲ったことも含まれない。
Japanese Translation - Saeed Sato
その僕(ムハンマド*)に啓典(クルアーン*)をお下しになり、それにいかなる歪み[1]ももたらされなかったアッラー*に、称賛*あれ。
قَيِّمًۭا لِّيُنذِرَ بَأْسًۭا شَدِيدًۭا مِّن لَّدُنْهُ وَيُبَشِّرَ ٱلْمُؤْمِنِينَ ٱلَّذِينَ يَعْمَلُونَ ٱلصَّٰلِحَٰتِ أَنَّ لَهُمْ أَجْرًا حَسَنًۭا ﴿2﴾
Japanese
(この啓典の内容を)正しく真直になされ,かれの御許からの痛烈な処罰を警告され,また正しい行いをする信者は,善い報奨を得るとの吉報を伝えられた。
Japanese Translation - Saeed Sato
(矛盾のない)まっすぐなものとして(、それをお下しになった)。(不信仰者*たちには)かれの御許からの凄まじい猛威[1]を警告し、正しい行い*を行う信仰者たちには、善き褒美(天国)は彼らにこそある、と吉報を伝えるためである。
مَّٰكِثِينَ فِيهِ أَبَدًۭا ﴿3﴾
Japanese
かれらは永遠にその中に住むであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼ら(信仰者たち)はそこに、永遠に留まる。
وَيُنذِرَ ٱلَّذِينَ قَالُوا۟ ٱتَّخَذَ ٱللَّهُ وَلَدًۭا ﴿4﴾
Japanese
また,「アッラーは一人の御子を持たれます。」と言う者へ警告なされる。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、「アッラー*は御子をもうけられた」と言った者たちに警告するため(、クルアーン*をお下しになった)。
مَّا لَهُم بِهِۦ مِنْ عِلْمٍۢ وَلَا لِءَابَآئِهِمْ ۚ كَبُرَتْ كَلِمَةًۭ تَخْرُجُ مِنْ أَفْوَٰهِهِمْ ۚ إِن يَقُولُونَ إِلَّا كَذِبًۭا ﴿5﴾
Japanese
かれらはこのことに就いて何の知識もなく,かれらの祖先もまたそうであった。かれらの口をついて出る言葉は,由えしきものである。かれらの言葉は,偽りに外ならない。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼らにも、彼らの先祖たちにも、それについて何の知識[1]もない。彼らの口から出る言葉の、何と由々しきことか。彼らは嘘を言っているに外ならないのだから。
فَلَعَلَّكَ بَٰخِعٌۭ نَّفْسَكَ عَلَىٰٓ ءَاثَٰرِهِمْ إِن لَّمْ يُؤْمِنُوا۟ بِهَٰذَا ٱلْحَدِيثِ أَسَفًا ﴿6﴾
Japanese
もしかれらがこの消息(クルアーン)を信じないならば,恐らくあなたはかれらの所行のために苦悩して,自分の身を滅ぼすであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)あなたは彼らの(背き去る)跡を見て、ひどい悲しみで身を切り裂く思いであろう。もし彼らが、この話(クルアーン*)を信じないのであれば。
إِنَّا جَعَلْنَا مَا عَلَى ٱلْأَرْضِ زِينَةًۭ لَّهَا لِنَبْلُوَهُمْ أَيُّهُمْ أَحْسَنُ عَمَلًۭا ﴿7﴾
Japanese
本当に地上の凡ての有は,それ(大地)の装飾としてわれが設けたもので,かれらの中誰が最も優れた行いをするかを,試みるためである。
Japanese Translation - Saeed Sato
本当にわれら*は、地上にあるものを、その飾りと(、地上の住人の利益と)した。(それは)われら*が、彼らの誰が最も行いが善いか、試練にかけるため。[1]
وَإِنَّا لَجَٰعِلُونَ مَا عَلَيْهَا صَعِيدًۭا جُرُزًا ﴿8﴾
Japanese
本当にわれは,この(地)上にある凡ての有を,必ず(生命のない)乾いた土にするであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして本当にわれら*は(現世が終わる時)、そこにあるものを必ずや、まっさらな地面としてしまうのである。
أَمْ حَسِبْتَ أَنَّ أَصْحَٰبَ ٱلْكَهْفِ وَٱلرَّقِيمِ كَانُوا۟ مِنْ ءَايَٰتِنَا عَجَبًا ﴿9﴾
Japanese
洞窟の仲間たちとその碑文のことを,あなたは考えないのか。わが印の中でも驚嘆すべきものであったと。
Japanese Translation - Saeed Sato
いや、一体(使徒*よ、)あなたは、洞窟と碑文[1]の人々が、われら*の(他の)御徴よりも、驚くべきものだと思ったのか?[2]
إِذْ أَوَى ٱلْفِتْيَةُ إِلَى ٱلْكَهْفِ فَقَالُوا۟ رَبَّنَآ ءَاتِنَا مِن لَّدُنكَ رَحْمَةًۭ وَهَيِّئْ لَنَا مِنْ أَمْرِنَا رَشَدًۭا ﴿10﴾
Japanese
青年たちが洞窟の中に逃れた時を思え。かれらは(祈って)言った。「主よ,あなたの御許から慈悲を与えられ,わたしたちの事態に正しい道を御授け下さい。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(信仰者の)若者たち[1]が(、不信仰な民*からの抑圧を逃れて)洞窟に避難し、(こう)言った時のこと(を思い起こさせよ)。「我らが主*よ、あなたの御許からのご慈悲を、私たちにお授け下さい。そして私たちの状況を、正しくお取り計り下さい[2]」。
فَضَرَبْنَا عَلَىٰٓ ءَاذَانِهِمْ فِى ٱلْكَهْفِ سِنِينَ عَدَدًۭا ﴿11﴾
Japanese
われはそれから洞窟の中で幾年もの間,かれらの聴覚を妨げた。
Japanese Translation - Saeed Sato
それでわれら*は長年に渡って、洞窟の中で彼らの耳を遮った[1]。
ثُمَّ بَعَثْنَٰهُمْ لِنَعْلَمَ أَىُّ ٱلْحِزْبَيْنِ أَحْصَىٰ لِمَا لَبِثُوٓا۟ أَمَدًۭا ﴿12﴾
Japanese
それからわれは,かれらを呼び起こし,2団のどちらが,よくかれらの(滞在)期間を計算出来るかを知ろうとした。
Japanese Translation - Saeed Sato
それからわれら*は、彼らを目覚めさせた。(それは)彼らが過ごした期間について、二派[1]のいずれがより正しく計算する者かを、如実に表すためであった。
نَّحْنُ نَقُصُّ عَلَيْكَ نَبَأَهُم بِٱلْحَقِّ ۚ إِنَّهُمْ فِتْيَةٌ ءَامَنُوا۟ بِرَبِّهِمْ وَزِدْنَٰهُمْ هُدًۭى ﴿13﴾
Japanese
われはかれらの物語の真実をあなたに語ろう。かれらは主を信じる青年であったから,われはなお一層かれらを導いた。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)われら*はあなたに、彼らの消息を真実のままに語って聞かせよう。本当に彼らはその主*を信じ、われら*が(真理の)導きを増やしてやった若者たちである。
وَرَبَطْنَا عَلَىٰ قُلُوبِهِمْ إِذْ قَامُوا۟ فَقَالُوا۟ رَبُّنَا رَبُّ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلْأَرْضِ لَن نَّدْعُوَا۟ مِن دُونِهِۦٓ إِلَٰهًۭا ۖ لَّقَدْ قُلْنَآ إِذًۭا شَطَطًا ﴿14﴾
Japanese
われはかれらの心を引き立て,かれらは起き上った時言った。「わたしたちの主は,天と地の主である。わたしたちは,かれを差し置いて如何なる神にも祈らない。(もしそうしたら)本当に無法なことを口にすることになる。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、彼らが(、偶像崇拝を命じる不信仰の王の前に)立ちあがり、(こう)言った時、われら*は彼らの心を(信仰心で)繋ぎとめた[1]。「我らが主*は、諸天と大地の主*。私たちは決してかれをよそに、いかなる神[2]にも祈ったりはしません。そうすれば私たちは確かに、(真実から)逸脱したことを言ってしまったこと[3]になります」。
هَٰٓؤُلَآءِ قَوْمُنَا ٱتَّخَذُوا۟ مِن دُونِهِۦٓ ءَالِهَةًۭ ۖ لَّوْلَا يَأْتُونَ عَلَيْهِم بِسُلْطَٰنٍۭ بَيِّنٍۢ ۖ فَمَنْ أَظْلَمُ مِمَّنِ ٱفْتَرَىٰ عَلَى ٱللَّهِ كَذِبًۭا ﴿15﴾
Japanese
これらわが同族の人びとは,かれを差し置いて神々を立てた。どうしてそれら(神々)は,かれらに対して一つの明白な権威も(湾?)さないのであろうか。アッラーに就いて偽りを捏造するよりも,甚だしい不義を犯す者があろうか。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(それから彼らは、互いにこう言い合った。)「これら私たちの民は、かれ(アッラー*)を差しおいて、(アッラー*以外のものを)神々とした[1]。どうして彼らは、自分たち(のしていること)に対する、明白な根拠を持って来ないのか?一体、アッラー*に対して嘘を捏造する者より、ひどい不正*を働く者がいようか?
وَإِذِ ٱعْتَزَلْتُمُوهُمْ وَمَا يَعْبُدُونَ إِلَّا ٱللَّهَ فَأْوُۥٓا۟ إِلَى ٱلْكَهْفِ يَنشُرْ لَكُمْ رَبُّكُم مِّن رَّحْمَتِهِۦ وَيُهَيِّئْ لَكُم مِّنْ أَمْرِكُم مِّرْفَقًۭا ﴿16﴾
Japanese
「そうだ,あなたがたがかれらから,またアッラー以外にかれらが崇拝する者からそれて,洞窟に逃れれば,主はあなたがたの上に慈悲を現わされ,あなたがたのために,事態を安穏に処理なされよう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
あなた方が彼らと、彼らが崇めているアッラー*以外のものから離別するためには、(あなた方の主*だけを崇拝*すべく、)洞窟に避難せよ。あなた方の主*は、あなた方のためにそのご慈悲から豊富に与えられ、あなた方の状況をあなた方に便宜よく取り計らって下さろう」。
۞ وَتَرَى ٱلشَّمْسَ إِذَا طَلَعَت تَّزَٰوَرُ عَن كَهْفِهِمْ ذَاتَ ٱلْيَمِينِ وَإِذَا غَرَبَت تَّقْرِضُهُمْ ذَاتَ ٱلشِّمَالِ وَهُمْ فِى فَجْوَةٍۢ مِّنْهُ ۚ ذَٰلِكَ مِنْ ءَايَٰتِ ٱللَّهِ ۗ مَن يَهْدِ ٱللَّهُ فَهُوَ ٱلْمُهْتَدِ ۖ وَمَن يُضْلِلْ فَلَن تَجِدَ لَهُۥ وَلِيًّۭا مُّرْشِدًۭا ﴿17﴾
Japanese
あなたは太陽が昇る時(光線がかれらの所に差し込まないように)洞窟から右の方にそれて,沈む時は洞窟の中の広場にいたかれらを過ぎて左の方にそれて去るのを,見たことであろう。これはアッラーの印である。アッラーが導かれる者は,(正しく)導かれた者である。だが迷うに任せられた者には,あなたは正しく導く保護者の一人も,見い出せ得ないのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
(そして彼らが洞窟に避難した時、アッラー*は彼らを眠らせ、お守りになった。)あなたは太陽が昇った時には、それが彼らの洞窟から右側に傾き、沈んだ時には、左側へと彼らをよけるのを見る[1]。彼らは、その中の(中央の)広い所にいたのだ。それはアッラー*の(御力を示す、)御徴の一つである。誰であろうと、アッラー*がお導きになる者こそは、(真実へと)導かれた者。また、かれが誰かを迷わせるならば、あなたはその者に、正道へと導くいかなる庇護者も見出すまい。
وَتَحْسَبُهُمْ أَيْقَاظًۭا وَهُمْ رُقُودٌۭ ۚ وَنُقَلِّبُهُمْ ذَاتَ ٱلْيَمِينِ وَذَاتَ ٱلشِّمَالِ ۖ وَكَلْبُهُم بَٰسِطٌۭ ذِرَاعَيْهِ بِٱلْوَصِيدِ ۚ لَوِ ٱطَّلَعْتَ عَلَيْهِمْ لَوَلَّيْتَ مِنْهُمْ فِرَارًۭا وَلَمُلِئْتَ مِنْهُمْ رُعْبًۭا ﴿18﴾
Japanese
あなたは,かれらが眠っているのに,目を覚していると思ったであろう。われは,かれらを左右に寝返りさせた。またかれらの大は両足を洞窟の入口に伸していた。もしあなたがかれらの所に来たならば,きっと恐れ戦き走って逃げ出したことであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、あなたは彼らが眠っているにも関わらず、目覚めているように思うであろう。そして、彼らの犬が(洞窟の)入り口で両の前足を伸ばしている中、われら*は彼らを右に左に転がした[1]。もし彼らを見たら、あなたは彼らから逃げて踵を返し、彼らに対する恐怖で一杯になったであろう。
وَكَذَٰلِكَ بَعَثْنَٰهُمْ لِيَتَسَآءَلُوا۟ بَيْنَهُمْ ۚ قَالَ قَآئِلٌۭ مِّنْهُمْ كَمْ لَبِثْتُمْ ۖ قَالُوا۟ لَبِثْنَا يَوْمًا أَوْ بَعْضَ يَوْمٍۢ ۚ قَالُوا۟ رَبُّكُمْ أَعْلَمُ بِمَا لَبِثْتُمْ فَٱبْعَثُوٓا۟ أَحَدَكُم بِوَرِقِكُمْ هَٰذِهِۦٓ إِلَى ٱلْمَدِينَةِ فَلْيَنظُرْ أَيُّهَآ أَزْكَىٰ طَعَامًۭا فَلْيَأْتِكُم بِرِزْقٍۢ مِّنْهُ وَلْيَتَلَطَّفْ وَلَا يُشْعِرَنَّ بِكُمْ أَحَدًا ﴿19﴾
Japanese
こんな(状態の所)に,われはかれらを(眠りから)覚して,互いに問わさせた。一人が言った。「あなたがたは(ここに)どれ位滞在したのですか。」するとかれらは,「わたしたちは一日か,一日足らずの滞在です。」と(答えて)言った。(しばらくしてまた)言った。「アッラーはあなたがたが滞留したことを最もよく知っておられます。さあ,この銭を持って一人を町にやり,そこで最も清い食べ物を持っている者を見つけて,そこから食料をあなたがたに持って来させよう。かれには慎重に振る舞わせて,あなたがたのことを誰にも気付かせてはならない。
Japanese Translation - Saeed Sato
(彼らを長年に渡って眠らせ、守ったのと)同様に、われら*は彼らを(昔と何の変わりもない状態で)目覚めさせた。(それは)彼らが互いに、尋ね合うようにするためであった。彼らの内のある者は言った。「あなた方はどれ位(眠って)過ごしたのか?」彼ら(の内のある者たち)は言った。「一日か、一日足らずを過ごしたのだ」。彼ら(の内の別の者たち)は言った。「あなた方の主*が、あなた方の過ごした期間をもっともよくご存知である(のだから、その知識はアッラー*に委ねよ)。(それよりも、)あなた方の内の誰かを、あなた方のこの銀(貨)と共に町へ遣わし、誰が(町の中で)一番清い食べ物[1]を持っているかを調べさせ、そこから糧(としての食料)を持って来させるのだ。そして、(買い物の際には、私たちのことがばれてしまわないよう)細心の注意を払わせ、あなた方のことを誰にも、決して感づかせないようにせよ。
إِنَّهُمْ إِن يَظْهَرُوا۟ عَلَيْكُمْ يَرْجُمُوكُمْ أَوْ يُعِيدُوكُمْ فِى مِلَّتِهِمْ وَلَن تُفْلِحُوٓا۟ إِذًا أَبَدًۭا ﴿20﴾
Japanese
もしかれらが,あなたがたのことを知ることになれば,必ず石撃ちにするか,あなたがたをかれらの教えに戻らせよう。そうなったらあなたがたは永久に栄えないであろう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
本当に彼らが、もしあなた方のことを知ったならば、あなた方を(石で)打ち殺す[1]か、あるいはあなた方を彼らの宗教へと戻してしまうだろう。そしてそうなれば、あなた方は断じて、永遠に成功することはあるまい」。
وَكَذَٰلِكَ أَعْثَرْنَا عَلَيْهِمْ لِيَعْلَمُوٓا۟ أَنَّ وَعْدَ ٱللَّهِ حَقٌّۭ وَأَنَّ ٱلسَّاعَةَ لَا رَيْبَ فِيهَآ إِذْ يَتَنَٰزَعُونَ بَيْنَهُمْ أَمْرَهُمْ ۖ فَقَالُوا۟ ٱبْنُوا۟ عَلَيْهِم بُنْيَٰنًۭا ۖ رَّبُّهُمْ أَعْلَمُ بِهِمْ ۚ قَالَ ٱلَّذِينَ غَلَبُوا۟ عَلَىٰٓ أَمْرِهِمْ لَنَتَّخِذَنَّ عَلَيْهِم مَّسْجِدًۭا ﴿21﴾
Japanese
このようにして,われはかれらの消息を明るみに出した。それはアッラーの約束が真実であり,また(最後の審判の)時に就いては,疑いのないことを知らせるためである。すると人びとはかれらの事件に就き互いに論じ,(一人が)言った。「かれらの上に建物を建てよう。主は,かれら(の真意)を最もよく知っておられます。」かれらを牛耳っている者たちが言った。「わたしたちは,かれらの上にマスジドを建立することにしよう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(彼らを長年の眠りに落とし、それから目覚めさせたのと)同様に、われら*は彼らを(その時代の人々に)発見させた[1]。(それは)彼ら(発見者ら)が自分たちの間で彼らの問題[2]について言い争っている時、彼らが(復活という)アッラー*のお約束は真実であり、(復活の)その時(の到来)には疑惑の余地がないことを知るためであった。そして彼ら(発見者ら)は(、洞窟の人々が死んだ後)、言った。「彼らの(洞窟の)上に、(入口を塞ぐ)建物を建てよ[3]--彼らのことは、彼らの主が最もよくご存知である[4]--」。彼らの諸事に発言力のある者たちは、言った。「私たちは必ずや、彼らの(場所の)上にマスジド*を建てよう[5]」。
سَيَقُولُونَ ثَلَٰثَةٌۭ رَّابِعُهُمْ كَلْبُهُمْ وَيَقُولُونَ خَمْسَةٌۭ سَادِسُهُمْ كَلْبُهُمْ رَجْمًۢا بِٱلْغَيْبِ ۖ وَيَقُولُونَ سَبْعَةٌۭ وَثَامِنُهُمْ كَلْبُهُمْ ۚ قُل رَّبِّىٓ أَعْلَمُ بِعِدَّتِهِم مَّا يَعْلَمُهُمْ إِلَّا قَلِيلٌۭ ۗ فَلَا تُمَارِ فِيهِمْ إِلَّا مِرَآءًۭ ظَٰهِرًۭا وَلَا تَسْتَفْتِ فِيهِم مِّنْهُمْ أَحَدًۭا ﴿22﴾
Japanese
(ある者は)言う。 「(かれらは)3人で,4番目は犬です。」(外の者は)単なる推測で,「かれらは5人で,6番目は犬です。」と言う。(またある者は)言う。「かれらは7人で,8番目は犬です。」言ってやるがいい。「わたしの主はその数を最もよく知っておられる。かれら(の真相)を知る者は極く少数に過ぎない。」それで外部に見えることの議論の外は,かれらに関し論争してはならない。またかれらに就いて,誰にも問いかけてはならない。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼ら(洞窟の人々に関し、ああでもないこうでもないという啓典の民*)は、言うであろう。「(彼らの数は)三人で、四人目が彼らの犬だった」。また、(別の者たちは)言う。「(彼らの数は)五人で、六人目が彼らの犬だった」。(彼らのいずれも、)あてずっぽうなのだ。また、(別の者たちは)言う。「(彼らの数は)七人で、八人目が彼らの犬だったのだ」。(使徒*よ、)言ってやれ。「我が主*が彼らの数について、最もよくご存知。僅かな者しか、彼ら(の数)について知る者はいない」。ならば、彼ら(の数)に関しては表面的な議論[1]しかしてはならず、彼ら(啓典の民*)の内の誰にも、彼ら(の詳細)について教示を請うてはならない。
وَلَا تَقُولَنَّ لِشَا۟ىْءٍ إِنِّى فَاعِلٌۭ ذَٰلِكَ غَدًا ﴿23﴾
Japanese
何事でも,「わたしは明日それをするのです」と断言してはならない。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、(自分がやろうと決めた)いかなることについても、「本当に私は、明日それをやろう」などと、決して言ってはならない。
إِلَّآ أَن يَشَآءَ ٱللَّهُ ۚ وَٱذْكُر رَّبَّكَ إِذَا نَسِيتَ وَقُلْ عَسَىٰٓ أَن يَهْدِيَنِ رَبِّى لِأَقْرَبَ مِنْ هَٰذَا رَشَدًۭا ﴿24﴾
Japanese
「アッラーが御好みになられるなら。」 と付け加えずには。あなたが忘れた時は主を念じて,「わたしの主は,これよりも正しい道に近付くよう御導き下さるでしょう。」と言え。
Japanese Translation - Saeed Sato
但し、アッラー*がお望みならば、(と言い添えるのであれば)別であるが[1]。そして(その言葉を言うのを)忘れてしまったら、あなたの主*を念じ[2]、(こう)言うのだ。「我が主*は私を、これよりももっと正しく導いて下さるだろう[3]」。
وَلَبِثُوا۟ فِى كَهْفِهِمْ ثَلَٰثَ مِا۟ئَةٍۢ سِنِينَ وَٱزْدَادُوا۟ تِسْعًۭا ﴿25﴾
Japanese
さて,かれらが洞窟に滞留したのは,3百と9年であった。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼らは、彼らの洞窟の中で三百年間(眠って)過ごし、更に九(年)を上乗せした[1]。
قُلِ ٱللَّهُ أَعْلَمُ بِمَا لَبِثُوا۟ ۖ لَهُۥ غَيْبُ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلْأَرْضِ ۖ أَبْصِرْ بِهِۦ وَأَسْمِعْ ۚ مَا لَهُم مِّن دُونِهِۦ مِن وَلِىٍّۢ وَلَا يُشْرِكُ فِى حُكْمِهِۦٓ أَحَدًۭا ﴿26﴾
Japanese
言ってやるがいい。「かれらが,どれ程長く滞留したか,アッラーが最もよく知っておられる。かれに,天と地の幽玄界は属する。何とかれはよく御存知であられ,またよく御聞きになることよ。かれら(言い争っている人びと)には,(結局)かれの外にはどんな保護者もなく,また何ものも,かれの大権に参与しないのである。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)言ってやれ。「彼らが過ごした期間については、アッラー*が最もよくご存知である。かれにこそ、諸天と大地の不可視の世界*(に関する知識)は属するのだから。かれは何とよくご覧になり、お聞きになるのであろうか!彼ら(人間)には、かれの外にいかなる庇護者もいないのであり、かれはご自身のご裁決に、誰も干渉させはしないのだ」。
وَٱتْلُ مَآ أُوحِىَ إِلَيْكَ مِن كِتَابِ رَبِّكَ ۖ لَا مُبَدِّلَ لِكَلِمَٰتِهِۦ وَلَن تَجِدَ مِن دُونِهِۦ مُلْتَحَدًۭا ﴿27﴾
Japanese
あなたに啓示された,主の啓典を読み聞かせなさい。誰もかれの御言葉を変えることは出来ない。またあなたにはかれの外,どんな避難所もないのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)あなたの主*の啓典から、あなたに啓示されたものを読誦[1]せよ。かれの御言葉にはいかなる変更もなく、あなたはかれ以外に、いかなる避難所も見出すまい。
وَٱصْبِرْ نَفْسَكَ مَعَ ٱلَّذِينَ يَدْعُونَ رَبَّهُم بِٱلْغَدَوٰةِ وَٱلْعَشِىِّ يُرِيدُونَ وَجْهَهُۥ ۖ وَلَا تَعْدُ عَيْنَاكَ عَنْهُمْ تُرِيدُ زِينَةَ ٱلْحَيَوٰةِ ٱلدُّنْيَا ۖ وَلَا تُطِعْ مَنْ أَغْفَلْنَا قَلْبَهُۥ عَن ذِكْرِنَا وَٱتَّبَعَ هَوَىٰهُ وَكَانَ أَمْرُهُۥ فُرُطًۭا ﴿28﴾
Japanese
朝な夕な,主の慈顔を求めてかれに祈る者と共に,あなた自身を堅く守りなさい。また現世の生活の栄華を望んで,かれらからあなたの目をそらせてはならない。またわれが,その心にわれを念じることを忽せにさせた者,また私欲に従って,自分の事に,法を越えた者に付き従ってはならない。
Japanese Translation - Saeed Sato
また(預言者*よ)、その御顔を望みつつ、朝に夕に自分たちの主*(だけ)に祈る者たちと共に、忍耐*せよ[1]。そして現世の生活の飾りを欲して、あなたの眼が彼ら(信仰者たち)から(不信仰者*へと)逸れてしまうようではならない。また、われら*がその心をわれら*の唱念から遠ざけさせ、自らの欲望を追求し、その状態が破滅に陥ってしまった者に従ってはならない。
وَقُلِ ٱلْحَقُّ مِن رَّبِّكُمْ ۖ فَمَن شَآءَ فَلْيُؤْمِن وَمَن شَآءَ فَلْيَكْفُرْ ۚ إِنَّآ أَعْتَدْنَا لِلظَّٰلِمِينَ نَارًا أَحَاطَ بِهِمْ سُرَادِقُهَا ۚ وَإِن يَسْتَغِيثُوا۟ يُغَاثُوا۟ بِمَآءٍۢ كَٱلْمُهْلِ يَشْوِى ٱلْوُجُوهَ ۚ بِئْسَ ٱلشَّرَابُ وَسَآءَتْ مُرْتَفَقًا ﴿29﴾
Japanese
言ってやるがいい。「真理はあなたがたの主から来るのである。だから誰でも望みのままに信仰させ,また(望みのままに)拒否させなさい。」本当にわれは,火を不義者のために準備している。その(煙と炎の)覆いは,かれらを取り囲む。もしかれらが(苦痛の)軽減を求めて叫ベば,かれらの顔を焼く,溶けた黄銅のような水が与えられよう。何と悪い飲物,何と悪い臥所であることよ。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして、言うのだ。「(私が伝えるのは、)あなた方の主*からの真実。ならば、誰でも望む者は(それを)信じ、誰でも望む者は、否定せよ」。本当にわれら*は不正*者たちに、その塀が彼らを包みこむ(、地獄の)業火を用意しておいたのだから。そして、もし彼らが(ひどい喉の渇きゆえに)救いを求めれば、(煮えたぎった)どろどろの油[1]のような、顔面を焼き焦がす水で救われる。その飲み物は何と醜悪であり、それ(業火)は休息所として、何と忌まわしいことか。
إِنَّ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّٰلِحَٰتِ إِنَّا لَا نُضِيعُ أَجْرَ مَنْ أَحْسَنَ عَمَلًا ﴿30﴾
Japanese
信仰して善行に動しむ者には,本当にわれは,(唯)一つの善事にも,必ず報奨を空しくしない。
Japanese Translation - Saeed Sato
実に信仰し、正しい行い*を行う者たち、(彼らには偉大な褒美がある、)本当にわれら*は、行いに善を尽くした者[1]の褒美を無駄にはしないのだから。
أُو۟لَٰٓئِكَ لَهُمْ جَنَّٰتُ عَدْنٍۢ تَجْرِى مِن تَحْتِهِمُ ٱلْأَنْهَٰرُ يُحَلَّوْنَ فِيهَا مِنْ أَسَاوِرَ مِن ذَهَبٍۢ وَيَلْبَسُونَ ثِيَابًا خُضْرًۭا مِّن سُندُسٍۢ وَإِسْتَبْرَقٍۢ مُّتَّكِـِٔينَ فِيهَا عَلَى ٱلْأَرَآئِكِ ۚ نِعْمَ ٱلثَّوَابُ وَحَسُنَتْ مُرْتَفَقًۭا ﴿31﴾
Japanese
これらの者にはアドン(エデン)の園があろう。川が下を流れ,そこで黄金の腕輪で身を飾り,美しい緑色の絹の長い衣や,厚い錦を装い,高座にゆったりと身を託す。何と幸福な恵み。何とよい臥所よ。
Japanese Translation - Saeed Sato
それらの者たちにこそは、その下から河川が流れる永久の楽園がある。彼らはそこで、金のブレスレットで飾り付けられ、精巧な絹地と重厚な絹地からなる緑色の衣をまとう[1]。そこで、寝台にもたれかかりつつ。その褒美は何と素晴らしく、それ(楽園)は休息所として何と素敵であろうか。
۞ وَٱضْرِبْ لَهُم مَّثَلًۭا رَّجُلَيْنِ جَعَلْنَا لِأَحَدِهِمَا جَنَّتَيْنِ مِنْ أَعْنَٰبٍۢ وَحَفَفْنَٰهُمَا بِنَخْلٍۢ وَجَعَلْنَا بَيْنَهُمَا زَرْعًۭا ﴿32﴾
Japanese
かれらのために2人の者の比(輪?)を上げなさい。1人に対し,われは2つのブドウの園を与え,ナツメヤシの木でそれらを囲み,両園の間に畑地を設けた。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)彼ら(不信仰者*たち)に、(一方は信仰者、もう一方は不信仰者*である)二人の男の譬えを挙げてやれ。われら*は彼らの一方(不信仰者*)に、葡萄からなる二つの果樹園を与え、その二つの周りをナツメヤシの木で囲み、その(二つの果樹園の)間には作物を実らせてやった。
كِلْتَا ٱلْجَنَّتَيْنِ ءَاتَتْ أُكُلَهَا وَلَمْ تَظْلِم مِّنْهُ شَيْـًۭٔا ۚ وَفَجَّرْنَا خِلَٰلَهُمَا نَهَرًۭا ﴿33﴾
Japanese
2つの園は,それぞれ果実を結び,少しの不作もなかった。また両園を貫いてわれは一つの川を流れさせた。
Japanese Translation - Saeed Sato
いずれの果樹園もその果実を実らせ、それ(収穫)に何の不足も齎さなかったし、われらはその(二つの果樹園の)間から(、それらに水をやる)川を噴き出させた。
وَكَانَ لَهُۥ ثَمَرٌۭ فَقَالَ لِصَٰحِبِهِۦ وَهُوَ يُحَاوِرُهُۥٓ أَنَا۠ أَكْثَرُ مِنكَ مَالًۭا وَأَعَزُّ نَفَرًۭا ﴿34﴾
Japanese
この人は(豊かに)果実を収穫していた。それでかれは,その友と議論している間に言った。「わたしは富においてあなたに優り,また(家族の)人びと(人数)でも優勢です。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(不信仰者*)には、収穫[1]があった。そして彼は、その連れ合い(信仰者)と話し合いながら[2]、(自惚れつつ、)彼に(こう)言った。「私はあなたよりも財産が沢山あるし、もっと強い衆がついている」。
وَدَخَلَ جَنَّتَهُۥ وَهُوَ ظَالِمٌۭ لِّنَفْسِهِۦ قَالَ مَآ أَظُنُّ أَن تَبِيدَ هَٰذِهِۦٓ أَبَدًۭا ﴿35﴾
Japanese
そしてかれは,邪(な心)を抱いて,自分の園に入った。かれは言った。「わたしはこれが,何時かは荒廃するとは思いません。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして彼(不信仰者*)は、自らに不正*を働きつつ[1]、自分の果樹園に入った。彼は(その実りを喜び、)言った。「これ(果樹園)が絶対に、消え失せてしまうとは思わないし、
وَمَآ أَظُنُّ ٱلسَّاعَةَ قَآئِمَةًۭ وَلَئِن رُّدِدتُّ إِلَىٰ رَبِّى لَأَجِدَنَّ خَيْرًۭا مِّنْهَا مُنقَلَبًۭا ﴿36﴾
Japanese
また(審判の)時が来るとも思いません。また仮令わたしの主に戻されても,きっとこれよりも良い所を見い出すでしょう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(復活の)その時が起きるとも思わない。そして(信仰者よ、あなたが主張しているように)、もしも自分が我が主*の御許に戻らされたとしても、私は絶対にそれ(自分の果樹園)よりも善いものを、(自分の)帰り先として見出すのだ[1]」。
قَالَ لَهُۥ صَاحِبُهُۥ وَهُوَ يُحَاوِرُهُۥٓ أَكَفَرْتَ بِٱلَّذِى خَلَقَكَ مِن تُرَابٍۢ ثُمَّ مِن نُّطْفَةٍۢ ثُمَّ سَوَّىٰكَ رَجُلًۭا ﴿37﴾
Japanese
その友は,論争している間にかれに言った。「あなたは信じないのですか。土からあなたを創り,次ぎに一精滴から,あなたを人間に形づくられた御方を。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼の連れ合い(信仰者)は、彼(不信仰者*)と話し合いつつ、(警告して)言った。「一体あなたは、あなた(の祖父アーダム*)を土からお創りになり[1]、その後に(両親からのものである)一滴の精液から(あなたを創られ)[2]、それから(均整の取れた姿形の)人間として整えて下さったお方を否定するのか?
لَّٰكِنَّا۠ هُوَ ٱللَّهُ رَبِّى وَلَآ أُشْرِكُ بِرَبِّىٓ أَحَدًۭا ﴿38﴾
Japanese
かれこそはアッラー,わたしの主であられます。何ものをも,わたしの主には配しません。
Japanese Translation - Saeed Sato
しかし私は(、あなたのような不信仰の言葉は言わず、こう言おう)、かれ、つまりアッラー*は我が主*であり、私は我が主*に誰一人並べ(て崇拝*し)たりはしない。
وَلَوْلَآ إِذْ دَخَلْتَ جَنَّتَكَ قُلْتَ مَا شَآءَ ٱللَّهُ لَا قُوَّةَ إِلَّا بِٱللَّهِ ۚ إِن تَرَنِ أَنَا۠ أَقَلَّ مِنكَ مَالًۭا وَوَلَدًۭا ﴿39﴾
Japanese
あなたの園に入るとき,「すべてはアッラーの御心のまま,(本当に)アッラー以外には,何の力もございません」と,どうして言わないのですか。たとえあなたが富と子女において,わたしがあなたよりも劣ると思ったとしても。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして、あなたはどうして自分の果樹園に入(り、嬉しくな)った時、『(これは、)アッラー*がお望みになったこと[1]。アッラー*による以外、いかなる力もない[2]』と言わなかったのか?たとえ、あなたが私を、自分よりも財産と子女が少ない者と見なしたとしても。
فَعَسَىٰ رَبِّىٓ أَن يُؤْتِيَنِ خَيْرًۭا مِّن جَنَّتِكَ وَيُرْسِلَ عَلَيْهَا حُسْبَانًۭا مِّنَ ٱلسَّمَآءِ فَتُصْبِحَ صَعِيدًۭا زَلَقًا ﴿40﴾
Japanese
だが主は,あなたの園に優るものを,わたしに与えるかも知れません。またあなたの園に天から災害を御下しになり,平らな土に返されるかも知れません。
Japanese Translation - Saeed Sato
我が主*は私に、あなたの果樹園よりも善いものを授けて下さ(り[1]、あなたへの恩恵は消滅させられ)るだろう。そしてかれは、天からそこ(あなたの果樹園)に懲罰を送られ給い、それはある朝、(丸裸で)つるつるの地面となってしまうだろう」。
أَوْ يُصْبِحَ مَآؤُهَا غَوْرًۭا فَلَن تَسْتَطِيعَ لَهُۥ طَلَبًۭا ﴿41﴾
Japanese
あるいは園内の水が深く沈んで,その後を尋ねられないかもしれません。」
Japanese Translation - Saeed Sato
あるいはある朝、その水は(地下に沈んで)無くなってしまい、あなたはそれを求めることが、もはや出来なくなってしまうだろう」。
وَأُحِيطَ بِثَمَرِهِۦ فَأَصْبَحَ يُقَلِّبُ كَفَّيْهِ عَلَىٰ مَآ أَنفَقَ فِيهَا وَهِىَ خَاوِيَةٌ عَلَىٰ عُرُوشِهَا وَيَقُولُ يَٰلَيْتَنِى لَمْ أُشْرِكْ بِرَبِّىٓ أَحَدًۭا ﴿42﴾
Japanese
はたしてかれの果実は(天災により)全滅し,ぶどう棚が崩れ落ちて,荒廃に帰したのでかれはそれに費やした労苦を(思い)手のひらを握り絞めて梅しがる。「ああ,主に同位の者を配さなかったなら。」 と言う(だけ)。
Japanese Translation - Saeed Sato
こうして、彼(不信仰者*)の果実は全滅させられ、彼はその朝、自分がその(果樹園の)ために費やしたものゆえに(嘆き悔しがり)、その両手の平を返した[1]。それは(葡萄)棚ごと、崩れ落ちてしまった[2]。彼は、(こう)言った。「ああ、我が主*(の恩恵と御力を認め、かれ)に誰のことも並べていなかったら!」
وَلَمْ تَكُن لَّهُۥ فِئَةٌۭ يَنصُرُونَهُۥ مِن دُونِ ٱللَّهِ وَمَا كَانَ مُنتَصِرًا ﴿43﴾
Japanese
かれには,アッラーの外に援助する人もなく,自分を守ることも出来なかった。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼には、アッラー*(の懲罰)に対して自分を助けてくれる集団もなかったし、自ら(自力で)助かる者でもなかった。
هُنَالِكَ ٱلْوَلَٰيَةُ لِلَّهِ ٱلْحَقِّ ۚ هُوَ خَيْرٌۭ ثَوَابًۭا وَخَيْرٌ عُقْبًۭا ﴿44﴾
Japanese
こんな時,救いは真の主アッラーに(だけ)属する。かれは最も優れた報奨の与え手であり,最も優れた結果の与え手である。
Japanese Translation - Saeed Sato
そこにおいて庇護は、真実のお方アッラー*にこそ属する[1]。かれは(かれの盟友である信仰者たちにとって)最良の褒美をお授けになるお方であり、最良の結末を与えて下さるお方。
وَٱضْرِبْ لَهُم مَّثَلَ ٱلْحَيَوٰةِ ٱلدُّنْيَا كَمَآءٍ أَنزَلْنَٰهُ مِنَ ٱلسَّمَآءِ فَٱخْتَلَطَ بِهِۦ نَبَاتُ ٱلْأَرْضِ فَأَصْبَحَ هَشِيمًۭا تَذْرُوهُ ٱلرِّيَٰحُ ۗ وَكَانَ ٱللَّهُ عَلَىٰ كُلِّ شَىْءٍۢ مُّقْتَدِرًا ﴿45﴾
Japanese
この世の生活を,譬話でかれらに説きなさい。それはわれが天から降らす雨のようなもので,大地の草木はそれを受けて茂るが,(そのうち)風に吹き散らされて乾いた株の根となる。アッラーは凡ての事に力を持っておられる。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)彼らに現世の生活の譬えを挙げよ。(それは、)われら*が天から降らせる(雨)水のようなもので、大地の(様々な)植物は、それと混合(し、茂って互いに混生)する。そして(やがて)それは、風が吹き散らす枯れ草となってしまうのだ。アッラー*は全てのことに、全能なお方である。
ٱلْمَالُ وَٱلْبَنُونَ زِينَةُ ٱلْحَيَوٰةِ ٱلدُّنْيَا ۖ وَٱلْبَٰقِيَٰتُ ٱلصَّٰلِحَٰتُ خَيْرٌ عِندَ رَبِّكَ ثَوَابًۭا وَخَيْرٌ أَمَلًۭا ﴿46﴾
Japanese
富と子女はこの世の生活の装飾である。だが永遠に残る善行こそは,主の御許では報奨において最も優れ,また希望(の基礎)としても最も優れたものである。
Japanese Translation - Saeed Sato
財産と子供は現世の生活の飾り。そして永遠に残る正しい行い*[1]は、あなた方の主*の御許でより善い褒美をもたらすものであり、より善い希望を叶えるものなのである。
وَيَوْمَ نُسَيِّرُ ٱلْجِبَالَ وَتَرَى ٱلْأَرْضَ بَارِزَةًۭ وَحَشَرْنَٰهُمْ فَلَمْ نُغَادِرْ مِنْهُمْ أَحَدًۭا ﴿47﴾
Japanese
われが山々を移させるその日,あなたがたは大地が平らになるのを見るであろう。またわれは,かれらを一斉に集めて誰も残さない。
Japanese Translation - Saeed Sato
われら*が山々を動かす[1]日(のことを、彼らに思い起こさせよ)。そして、あなたは大地が露わになる[2]のを見る。われら*は彼らを(清算の場へと)召集し、彼らの内の一人たりとも放ってはおかない。
وَعُرِضُوا۟ عَلَىٰ رَبِّكَ صَفًّۭا لَّقَدْ جِئْتُمُونَا كَمَا خَلَقْنَٰكُمْ أَوَّلَ مَرَّةٍۭ ۚ بَلْ زَعَمْتُمْ أَلَّن نَّجْعَلَ لَكُم مَّوْعِدًۭا ﴿48﴾
Japanese
かれらは列をなして,主の御前の所定の位置に付かされる。(主は仰せられるであろう。)「あなたがたは,われが最初創ったように,今,正にわれの許に来た。いや,われがあなたがたに対し(会見の)約束を果たさないと,あなたがたは決めつけていた。」
Japanese Translation - Saeed Sato
そして彼らは列をなして、あなたの主*へと差し出される。(かれは、仰せられる。)「あなた方は確かに(蘇らされ)、われら*があなた方を最初に創った時のように、われら*のもとに、一人きりでやって来た[1]。いや、あなた方(復活の否定者たち)は、われら*があなた方に(復活と報いの)約束を果たす時など、定めはしないだろうと思い込んでいたのだ」。
وَوُضِعَ ٱلْكِتَٰبُ فَتَرَى ٱلْمُجْرِمِينَ مُشْفِقِينَ مِمَّا فِيهِ وَيَقُولُونَ يَٰوَيْلَتَنَا مَالِ هَٰذَا ٱلْكِتَٰبِ لَا يُغَادِرُ صَغِيرَةًۭ وَلَا كَبِيرَةً إِلَّآ أَحْصَىٰهَا ۚ وَوَجَدُوا۟ مَا عَمِلُوا۟ حَاضِرًۭا ۗ وَلَا يَظْلِمُ رَبُّكَ أَحَدًۭا ﴿49﴾
Japanese
(行いを記録した)書冊が(前に)置かれ,犯罪者がその中にあることを恐れているのを,あなたがたは見るであろう。かれらは言う。「ああ,情けない。この書冊は何としたことだ。細大漏らすことなく,数えたててあるとは。」かれらはその行った(凡ての)ことが,かれらの前にあるのを見る。あなたの主は誰も不当に扱われない。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして、(現世での行いの)帳簿が(各人の右手、あるいは左手に)置かれ[1]、あなたは罪悪者たちが、そこにあるもの[2]ゆえに怯えて、(こう)言うのを見る。「ああ、我らが災いよ小さいことも大きいことも(記録して)数え上げずにはおかない、この帳簿は一体どういうことなのか!?」彼らは、自分たちが(現世で)行ったことをありありと目にする。あなたの主*は誰にも、不正*を働いたりはしないのだ。[4]
وَإِذْ قُلْنَا لِلْمَلَٰٓئِكَةِ ٱسْجُدُوا۟ لِءَادَمَ فَسَجَدُوٓا۟ إِلَّآ إِبْلِيسَ كَانَ مِنَ ٱلْجِنِّ فَفَسَقَ عَنْ أَمْرِ رَبِّهِۦٓ ۗ أَفَتَتَّخِذُونَهُۥ وَذُرِّيَّتَهُۥٓ أَوْلِيَآءَ مِن دُونِى وَهُمْ لَكُمْ عَدُوٌّۢ ۚ بِئْسَ لِلظَّٰلِمِينَ بَدَلًۭا ﴿50﴾
Japanese
われが天使たちに向かって,「アーダムにサジダしなさい」と言った時を思え。かれらはイブリースを除いてサジダした。かれはジンの仲間で,主の命令に背いた。それなのにあなたがたはわれを差し置いて,かれとその子孫を保護者とするのか。かれらはあなたがたにとり敵ではないか。不義の徒は何と忌まわしい交換をするものか。
Japanese Translation - Saeed Sato
われら*が天使*たちに、「アーダム*にサジダ*せよ」と言い、彼らが(全員)サジダ*[1]した時のこと(を思い起こさせよ)[2]。但しイブリース*は、別だった。彼(イブリース*)はジン*の類いで、自らの主*のご命令に対して放逸だったのだ。(人々よ、)一体あなた方は、彼(イブリース*)と彼の子孫を、われをよそに盟友とするのか?彼らはあなた方の敵だというのに。(アッラー*への服従をよそに)不正*者たちが代わりとするもの(シャイターン*への服従)は、何と醜悪であろうか。
۞ مَّآ أَشْهَدتُّهُمْ خَلْقَ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلْأَرْضِ وَلَا خَلْقَ أَنفُسِهِمْ وَمَا كُنتُ مُتَّخِذَ ٱلْمُضِلِّينَ عَضُدًۭا ﴿51﴾
Japanese
われはかれらに天と地の創造またかれら自身の創造にも,立会わせなかった。われはまた,(人びと)を惑わす者を助力者にすることもなかった。
Japanese Translation - Saeed Sato
われは諸天と大地の創造にも、彼ら自身の創造にも、彼ら(シャイターン*とその子孫)を立ち会わせ(て、それを手伝わせ)たりはしなかったし、もとより、迷わせる者たちを補佐役としたりもしなかったのだ(、それなのに、なぜわれら*をよそに、彼らを盟友とするのか?)。
وَيَوْمَ يَقُولُ نَادُوا۟ شُرَكَآءِىَ ٱلَّذِينَ زَعَمْتُمْ فَدَعَوْهُمْ فَلَمْ يَسْتَجِيبُوا۟ لَهُمْ وَجَعَلْنَا بَيْنَهُم مَّوْبِقًۭا ﴿52﴾
Japanese
その日かれは仰せられるであろう。「あなたがたが,われと同位の者と考えていたものを呼ベ。」それでかれらは呼ぶのだが,かれら(神々)は答えないであろう。われはかれらの間に,仕切りを設ける。
Japanese Translation - Saeed Sato
かれ(アッラー)が(シルク*の徒に、こう)仰せられる(復活の)日のこと(を思い起こさせよ)。「あなた方が(崇拝*における、われの同位者だと)主張した、わが同位者たちを呼んで(、懲罰から助けを乞うて)みよ」。それで彼らは、彼ら(アッラー*の同位者としていたもの)のことを呼ぶものの、応じることはない。われら*は彼らの間に、破滅の場をもうけたのだ[1]。
وَرَءَا ٱلْمُجْرِمُونَ ٱلنَّارَ فَظَنُّوٓا۟ أَنَّهُم مُّوَاقِعُوهَا وَلَمْ يَجِدُوا۟ عَنْهَا مَصْرِفًۭا ﴿53﴾
Japanese
犯罪者たちは火獄を見て,そこに落とされると知るが,それから逃れる術のないことが分るであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
罪悪者たちは業火を目にし、彼らがそこに入る身の上であることを確信する。そして彼らは、そこからのいかなる逃げ道も見出すことがない。
وَلَقَدْ صَرَّفْنَا فِى هَٰذَا ٱلْقُرْءَانِ لِلنَّاسِ مِن كُلِّ مَثَلٍۢ ۚ وَكَانَ ٱلْإِنسَٰنُ أَكْثَرَ شَىْءٍۢ جَدَلًۭا ﴿54﴾
Japanese
本当にこのクルアーンの中で,われは凡ての例を引いて人間のために詳しく述べた。しかし人間は,論争に明け暮れる。
Japanese Translation - Saeed Sato
われら*は確かに、このクルアーン*の中であらゆる譬えを、人々に対して多彩に示した。そして人間はもとより、最も議論ばかりしている生きものである。
وَمَا مَنَعَ ٱلنَّاسَ أَن يُؤْمِنُوٓا۟ إِذْ جَآءَهُمُ ٱلْهُدَىٰ وَيَسْتَغْفِرُوا۟ رَبَّهُمْ إِلَّآ أَن تَأْتِيَهُمْ سُنَّةُ ٱلْأَوَّلِينَ أَوْ يَأْتِيَهُمُ ٱلْعَذَابُ قُبُلًۭا ﴿55﴾
Japanese
何ものも,人びとの信仰を妨げるものはない。既にかれら(マッカの不信心者たち)に御導きが下ったから,主に赦しを請えばよい。さもなければ昔の者の(被ったような)ことがかれらを襲うか,または懲罰が,間近くかれらに下る外あるまい。
Japanese Translation - Saeed Sato
人々に導き[1]が到来した時、信仰し、自分たちの主*にお赦しを乞うことから阻んだのは、昔の人々(に対するアッラー*)の摂理[2]が自分たちに訪れること、または懲罰が彼らの眼前に訪れる(のを、彼らが自ら要求した)こと以外の何ものでもなかった。[3]
وَمَا نُرْسِلُ ٱلْمُرْسَلِينَ إِلَّا مُبَشِّرِينَ وَمُنذِرِينَ ۚ وَيُجَٰدِلُ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ بِٱلْبَٰطِلِ لِيُدْحِضُوا۟ بِهِ ٱلْحَقَّ ۖ وَٱتَّخَذُوٓا۟ ءَايَٰتِى وَمَآ أُنذِرُوا۟ هُزُوًۭا ﴿56﴾
Japanese
われは只吉報を伝達し,また警告を与えるために,使徒たちを遣わす。だが不信心な者は,真理を退けるために嘘の論争をし,われの印や警告を嘲笑して受け取る。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして、われら*が使徒*たちを遣わすのは、吉報を伝え、警告を告げる者[1]としてに外ならない。けれども、不信仰に陥った者*たちは真理を消し去るべく、虚妄によって議論する[2]。わが御徴[3]と、彼らが警告されたもの(懲罰)を嘲笑の的としつつ。
وَمَنْ أَظْلَمُ مِمَّن ذُكِّرَ بِـَٔايَٰتِ رَبِّهِۦ فَأَعْرَضَ عَنْهَا وَنَسِىَ مَا قَدَّمَتْ يَدَاهُ ۚ إِنَّا جَعَلْنَا عَلَىٰ قُلُوبِهِمْ أَكِنَّةً أَن يَفْقَهُوهُ وَفِىٓ ءَاذَانِهِمْ وَقْرًۭا ۖ وَإِن تَدْعُهُمْ إِلَى ٱلْهُدَىٰ فَلَن يَهْتَدُوٓا۟ إِذًا أَبَدًۭا ﴿57﴾
Japanese
凡そ主の印に気が付いた者が,それから背き去り,自分の手で行ってきた(行為)を忘れるよりも,甚だしい不義があろうか。本当にわれは,かれらの心に覆いをかけたので,この(クルアーン)を理解しない。またかれらの耳を鈍くした。仮令あなたが導きのために(いくら)呼びかけても,かれらは決して導かれないであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
自分の主*の御徴によって戒められてから、それに背を向け、自分の手が行った(醜悪な)物事を忘れてしま(い、悔悟しなか)った者よりも、ひどい不正*を働く者があろうか?本当にわれら*は、彼らがそれ(クルアーン*)を理解できないように、彼らの心には覆いを、その耳には重しをかけたのだ[1]。たとえあなたが彼らを導きへと招いても、それでも彼らは永遠に導かれまい[2]。
وَرَبُّكَ ٱلْغَفُورُ ذُو ٱلرَّحْمَةِ ۖ لَوْ يُؤَاخِذُهُم بِمَا كَسَبُوا۟ لَعَجَّلَ لَهُمُ ٱلْعَذَابَ ۚ بَل لَّهُم مَّوْعِدٌۭ لَّن يَجِدُوا۟ مِن دُونِهِۦ مَوْئِلًۭا ﴿58﴾
Japanese
だがあなたの主は,寛容にして慈悲の主であられる。もしかれが,かれらの行ったことのために罰されるのなら,かれはきっと懲罰を急いで行われるであろう。しかしかれらには定められた時期があって,かれの外に,避難所を見い出せない。
Japanese Translation - Saeed Sato
あなたの主*は、赦し深いお方、慈悲の主。もしかれが、彼らが稼いだもの(罪)ゆえに彼らをお咎めになれば、彼らに対する懲罰をお急ぎになったであろう。(だが、アッラー*は懲罰をお急ぎにはならない、)いや、彼らには、彼らがそこから逃げ場を見出すことがない、(決められた)約束[1]があるのだ。
وَتِلْكَ ٱلْقُرَىٰٓ أَهْلَكْنَٰهُمْ لَمَّا ظَلَمُوا۟ وَجَعَلْنَا لِمَهْلِكِهِم مَّوْعِدًۭا ﴿59﴾
Japanese
かの町村の者が不義を行った時,われはこれを滅ぼした。だがその破滅には,前もって時を定めたのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、それらの町々(の人々[1])は、(不信仰という)不正*を働いた時、われら*が滅ぼした。そしてわれら*は彼らの滅亡に、約束の期限を定めておいたのである。
وَإِذْ قَالَ مُوسَىٰ لِفَتَىٰهُ لَآ أَبْرَحُ حَتَّىٰٓ أَبْلُغَ مَجْمَعَ ٱلْبَحْرَيْنِ أَوْ أَمْضِىَ حُقُبًۭا ﴿60﴾
Japanese
ムーサーがその従者にこう言った時を思え。「わたしは2つの海が会う所に行き着くまでは,何年かかっても,(旅を)止めないであろう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
ムーサー*がその従者[1]に、(こう)言った時のこと(を思い起こさせよ)。「私は二つの海が交わる場所に着くまで、あるいは長時間歩み続けるまでは、(旅を)やめない」。[2]
فَلَمَّا بَلَغَا مَجْمَعَ بَيْنِهِمَا نَسِيَا حُوتَهُمَا فَٱتَّخَذَ سَبِيلَهُۥ فِى ٱلْبَحْرِ سَرَبًۭا ﴿61﴾
Japanese
しかしかれらが,2つ(の海)の出会った地点に(辿?)り着いた時,かれらの魚(のこと)を忘れていたので,それは海に道をとって,すっと逃げ失せてしまった。
Japanese Translation - Saeed Sato
それで二つ(の海)が交わる場所に到着し(、岩に腰を下ろし)た時、彼ら二人は自分たちの(食事として携えてきた)魚を忘れてしまった。そしてそれ(魚)は、(生き返って海に潜って行き、)海中の、トンネルの道を進んで行った。[1]
فَلَمَّا جَاوَزَا قَالَ لِفَتَىٰهُ ءَاتِنَا غَدَآءَنَا لَقَدْ لَقِينَا مِن سَفَرِنَا هَٰذَا نَصَبًۭا ﴿62﴾
Japanese
かれら両人が(そこを)過ぎ去った時,かれ(ム−サー)は従者に言った。「わたしたちの朝食を出しなさい。わたしたちは,この旅で本当に疲れ果てた。」
Japanese Translation - Saeed Sato
そして二人が(その場所を)離れ(て、翌日まで旅を続け)た時、彼(ムーサー*)は従者に言った。「私たちの昼ご飯をよこしなさい。私たちは、この旅で、本当にくたびれてしまったのだから」。
قَالَ أَرَءَيْتَ إِذْ أَوَيْنَآ إِلَى ٱلصَّخْرَةِ فَإِنِّى نَسِيتُ ٱلْحُوتَ وَمَآ أَنسَىٰنِيهُ إِلَّا ٱلشَّيْطَٰنُ أَنْ أَذْكُرَهُۥ ۚ وَٱتَّخَذَ سَبِيلَهُۥ فِى ٱلْبَحْرِ عَجَبًۭا ﴿63﴾
Japanese
かれは(答えて)言った。「あなたは御分りでしょうか。わたしたちが岩の上で休んだ時,わたしはすっかりその魚(のこと)を忘れていました。これに就いて,(あなたに)告げることを忘れさせたのは,悪魔に違いありません。それは,海に道をとって逃げました。不思議なこともあるものです。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(従者)は、言った。「ご覧になりましたか?[1]私たちが、岩に身を寄せた時のことです。本当に私は、魚(のことをあなたに伝えるの)を忘れてしまいましたーー私にそれを思い出すことを忘れさせたのは、シャイターン*に外なりませんーー。そして、それ(魚)は驚くべきことに、(生き返って)海中の(トンネルの)道を進んで行ったのです」。
قَالَ ذَٰلِكَ مَا كُنَّا نَبْغِ ۚ فَٱرْتَدَّا عَلَىٰٓ ءَاثَارِهِمَا قَصَصًۭا ﴿64﴾
Japanese
かれ(ムーサー)は言った。「それこそは,わたしたちが探し求めていたものだ。」そこでかれらはもと来た道を引き返した。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ムーサー*)は、言った。「それが、私たちの求めていたもの[1]」。それで二人は自分たちの(歩んできた)跡を辿りつつ、(岩まで)引き返した。
فَوَجَدَا عَبْدًۭا مِّنْ عِبَادِنَآ ءَاتَيْنَٰهُ رَحْمَةًۭ مِّنْ عِندِنَا وَعَلَّمْنَٰهُ مِن لَّدُنَّا عِلْمًۭا ﴿65﴾
Japanese
それからかれは(岩のところに戻って来て),われの一人のしもベ(ヒドル)に会った。われは(あらかじめ)かれに,わが許から慈悲を施し,また直接に知識を授け教えておいたのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして二人は(そこに)、われら*がわれら*の御許から慈悲を授け、われら*の御許からの知識を与えた、われら*の僕たちの内の一人である僕(ハディル)を見つけた。
قَالَ لَهُۥ مُوسَىٰ هَلْ أَتَّبِعُكَ عَلَىٰٓ أَن تُعَلِّمَنِ مِمَّا عُلِّمْتَ رُشْدًۭا ﴿66﴾
Japanese
ムーサーはかれに,「あなたに師事させて下さい。あなたが授かっておられる正しい知識を,わたしに御教え下さい。」と言った。
Japanese Translation - Saeed Sato
ムーサー*は、彼に(挨拶した後、)言った。「あなたが、(アッラー*から)あなたに教示されたものの内からの導きを、私に教えて下さることを前提に、あなたについて行ってもよろしいでしょうか?」
قَالَ إِنَّكَ لَن تَسْتَطِيعَ مَعِىَ صَبْرًۭا ﴿67﴾
Japanese
かれは(答えて)言った。「あなたは,わたしと一緒には到底耐えられないであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ハディル)は、言った、「絶対にあなたは、私との同伴に耐えることが出来ないだろう。
وَكَيْفَ تَصْبِرُ عَلَىٰ مَا لَمْ تُحِطْ بِهِۦ خُبْرًۭا ﴿68﴾
Japanese
あなたの分らないことに関して,どうしてあなたは耐えられようか。」
Japanese Translation - Saeed Sato
そしてあなたは、(アッラー*が私に教えて下さったことの内、)自分が熟知してもいないことに関し、どうやって忍耐*するというのか?」
قَالَ سَتَجِدُنِىٓ إِن شَآءَ ٱللَّهُ صَابِرًۭا وَلَآ أَعْصِى لَكَ أَمْرًۭا ﴿69﴾
Japanese
かれ(ムーサー)は言った。「もしアッラーが御好みになられるなら,わたしがよく忍び,また(どんな)事にも,あなたに背かないことが分りましょう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ムーサー*)は、言った。「あなたは私が、--アッラー*がお望みならばーー忍耐*ある者であることを見出すでしょうし、私は(あなたの)命令において、あなたに逆らいません」。
قَالَ فَإِنِ ٱتَّبَعْتَنِى فَلَا تَسْـَٔلْنِى عَن شَىْءٍ حَتَّىٰٓ أُحْدِثَ لَكَ مِنْهُ ذِكْرًۭا ﴿70﴾
Japanese
かれは言った。「もしあなたがわたしに師事するのなら,わたしがあなたに(何かとりたてて)言うまでは,何事に就いても,わたしに尋ねてはならない。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ハディル)は、言った。「では、もし私について来るなら、(あなたが否認するような)いかなることに関しても、私に質問してはならない。私があなたに、(あなたから質問される前に)それについて説明するまでは」。
فَٱنطَلَقَا حَتَّىٰٓ إِذَا رَكِبَا فِى ٱلسَّفِينَةِ خَرَقَهَا ۖ قَالَ أَخَرَقْتَهَا لِتُغْرِقَ أَهْلَهَا لَقَدْ جِئْتَ شَيْـًٔا إِمْرًۭا ﴿71﴾
Japanese
そこで2人が出発して,舟に乗り込むと,かれはそれに穴をあけた。そこでかれ(ムーサー)は言った。「あなたがそれに穴を開けるのは,人びとを溺れさすためですか。あなたは本当に嘆かわしいことをなさいました。」
Japanese Translation - Saeed Sato
二人は出発した。やがて二人が船に乗(せてもら)った時、彼(ハディル)はそこに穴を開けた。彼(ムーサー*)は言った。「一体あなたは、その人々を溺れさせるために、そこに穴を開けてしまったのですか?あなたは確かに、大層なことをしでかしました[1]」。
قَالَ أَلَمْ أَقُلْ إِنَّكَ لَن تَسْتَطِيعَ مَعِىَ صَبْرًۭا ﴿72﴾
Japanese
かれは言った。「あなたは,わたしと一緒では耐えられないと,告げなかったか。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ハディル)は、言った。「一体、私は、『絶対にあなたは、私との同伴に耐えることが出来ないだろう』と言わなかったのか?」
قَالَ لَا تُؤَاخِذْنِى بِمَا نَسِيتُ وَلَا تُرْهِقْنِى مِنْ أَمْرِى عُسْرًۭا ﴿73﴾
Japanese
かれ(ムーサー)は言った。「わたしが忘れたことを責めないで下さい。また事を,難しくして悩ませないで下さい。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ムーサー*)は、言った。「忘れてしまったことについて、私を咎めないで下さい。そして私の物事[1]において、私に困難を課さないで下さい」。
فَٱنطَلَقَا حَتَّىٰٓ إِذَا لَقِيَا غُلَٰمًۭا فَقَتَلَهُۥ قَالَ أَقَتَلْتَ نَفْسًۭا زَكِيَّةًۢ بِغَيْرِ نَفْسٍۢ لَّقَدْ جِئْتَ شَيْـًۭٔا نُّكْرًۭا ﴿74﴾
Japanese
それから2人は歩き出して,一人の男の子に出会ったが,するとかれはこれを殺してしまった。かれ(ムーサー)は言った。「あなたは,人を殺した訳でもない,罪もない人を殺されたのか。本当にあなたは,(且つて聞いたこともない)惨いことをしたものです。」
Japanese Translation - Saeed Sato
二人は出発した。やがて二人が一人の少年と会い、彼(ハディル)が彼(少年)を殺した時、彼(ムーサー*)は言った。「一体あなたは、誰か一人(の命)の代償としてでもなく[1]、無垢な人間を殺してしまったのですか?あなたは確かに、認められない事をしでかしました」。
۞ قَالَ أَلَمْ أَقُل لَّكَ إِنَّكَ لَن تَسْتَطِيعَ مَعِىَ صَبْرًۭا ﴿75﴾
Japanese
かれは答えて言った。「あなたは,わたしと一緒には耐えられないと,告げなかったか。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ハディル)は、言った。「一体、私は、あなたに、『絶対にあなたは、私との同伴に耐えることが出来ないだろう』と言わなかったのか?」
قَالَ إِن سَأَلْتُكَ عَن شَىْءٍۭ بَعْدَهَا فَلَا تُصَٰحِبْنِى ۖ قَدْ بَلَغْتَ مِن لَّدُنِّى عُذْرًۭا ﴿76﴾
Japanese
かれ(ムーサー)は言った。「今後わたしが,何かに就いてあなたに尋ねたならば,わたしを道連れにしないで下さい。(既に)あなたはわたしからの御許しの願いを,(凡て)御受け入れ下さいました。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ムーサー*)は言った。「この後もし、私があなたに何か尋ねることがあれば、私と同伴しなくても結構です。あなたは私に関して、既に(同伴を断る)弁解(の理由)を見つけたのですから」。
فَٱنطَلَقَا حَتَّىٰٓ إِذَآ أَتَيَآ أَهْلَ قَرْيَةٍ ٱسْتَطْعَمَآ أَهْلَهَا فَأَبَوْا۟ أَن يُضَيِّفُوهُمَا فَوَجَدَا فِيهَا جِدَارًۭا يُرِيدُ أَن يَنقَضَّ فَأَقَامَهُۥ ۖ قَالَ لَوْ شِئْتَ لَتَّخَذْتَ عَلَيْهِ أَجْرًۭا ﴿77﴾
Japanese
それから2人は旅を続けて,或る町の住民の所まで来た。そこの村人に食物を求めたが,かれらは2人を歓待することを拒否した。その時2人は,正に倒れんばかりの壁を見付けて,かれはそれを直してやった。かれ(ムーサー)は言った。「もし望んだならば,それに対してきっと報酬がとれたでしょう」
Japanese Translation - Saeed Sato
こうして二人は出発した。そして、ある町の民のところに行き着いた時、二人はその民に食事(によるもてなし)を乞うたが、彼らは二人をもてなすことを拒んだ。すると二人はその(町の)中に、今にも崩れ落ちそうな壁を見つけ、彼(ハディル)がそれを直した。彼(ムーサー*)は言った。「もしお望みなら、あなたはそれで見返りを得ることが出来ましたのに」。
قَالَ هَٰذَا فِرَاقُ بَيْنِى وَبَيْنِكَ ۚ سَأُنَبِّئُكَ بِتَأْوِيلِ مَا لَمْ تَسْتَطِع عَّلَيْهِ صَبْرًا ﴿78﴾
Japanese
かれは言った。「これでわたしとあなたは御別れである。さて,あなたがよく耐えられなかったことに就いて説明してみよう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ハディル)は言った。「これが私とあなたの、別れ(の時)だ。あなたが我慢できなかったことの解釈を、あなたに語って聞かせよう。
أَمَّا ٱلسَّفِينَةُ فَكَانَتْ لِمَسَٰكِينَ يَعْمَلُونَ فِى ٱلْبَحْرِ فَأَرَدتُّ أَنْ أَعِيبَهَا وَكَانَ وَرَآءَهُم مَّلِكٌۭ يَأْخُذُ كُلَّ سَفِينَةٍ غَصْبًۭا ﴿79﴾
Japanese
「舟に就いていうと,それは海で働く或る貧乏人たちの所有であった。わたしがそれを役立たないようにしようとしたのは,かれらの背後に一人の王がいて,凡ての舟を強奪するためであった。
Japanese Translation - Saeed Sato
あの船はといえば、それは(それを手段に)海で働く貧しい者たちの物であった。それで、私はそれ(船)を傷物にしようとしたのだ。というのも彼らの行く手には、(正常な)あらゆる船を強奪する王がいたから。
وَأَمَّا ٱلْغُلَٰمُ فَكَانَ أَبَوَاهُ مُؤْمِنَيْنِ فَخَشِينَآ أَن يُرْهِقَهُمَا طُغْيَٰنًۭا وَكُفْرًۭا ﴿80﴾
Japanese
男の子に就いていえば,かれの両親は信者であったが,わたしたちは,かれの反抗と不信心が,両親に累を及ぼすことを恐れたのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、あの少年はといえば(、アッラー*は彼が不信仰者*となることをご存知であったが)、その両親が信仰者だったので、私たち[1]は彼が、二人(両親)にひどい放埓さと不信仰を強いること[2]を恐れた。
فَأَرَدْنَآ أَن يُبْدِلَهُمَا رَبُّهُمَا خَيْرًۭا مِّنْهُ زَكَوٰةًۭ وَأَقْرَبَ رُحْمًۭا ﴿81﴾
Japanese
それでわたしたちは,主がかれよりも優れた性質の,純潔でもっと孝行な(息子)を,かれら両人のために授けるよう願ったのである。
Japanese Translation - Saeed Sato
それで私たちは、二人の主*が彼らに、彼よりも方正さに優り、より慈悲深い者[1]を、代わりに授けて下さることを望んだのだ。
وَأَمَّا ٱلْجِدَارُ فَكَانَ لِغُلَٰمَيْنِ يَتِيمَيْنِ فِى ٱلْمَدِينَةِ وَكَانَ تَحْتَهُۥ كَنزٌۭ لَّهُمَا وَكَانَ أَبُوهُمَا صَٰلِحًۭا فَأَرَادَ رَبُّكَ أَن يَبْلُغَآ أَشُدَّهُمَا وَيَسْتَخْرِجَا كَنزَهُمَا رَحْمَةًۭ مِّن رَّبِّكَ ۚ وَمَا فَعَلْتُهُۥ عَنْ أَمْرِى ۚ ذَٰلِكَ تَأْوِيلُ مَا لَمْ تَسْطِع عَّلَيْهِ صَبْرًۭا ﴿82﴾
Japanese
あの壁は町の2人の幼ない孤児のもので,その下には,かれらに帰属する財宝が埋めてあり,父親は正しい人物であった。それで主は,かれらが成年に達してから,その財宝をかれら両人のために掘り出すことを望まれた。(これは)主からの御恵みである。わたしが勝手に行ったことではなかったのだ。これがあなたの耐えられなかったことの説明である。」
Japanese Translation - Saeed Sato
また壁はといえば、それは町の孤児である、二人の少年のものであった。そしてその下には、二人のための財宝があり、二人の父親は正しい*人であった。それであなたの主は、二人が成熟し[1]、自分たちの財宝を掘り出すことを、あなたの主からの(彼らに対する)ご慈悲として、お望みになったのだ。そして(ムーサー*よ、)私はそれ(ら)を、自分の一存でしたわけではない[2]。それが、あなたが我慢することの出来なかったことの、解釈である。」
وَيَسْـَٔلُونَكَ عَن ذِى ٱلْقَرْنَيْنِ ۖ قُلْ سَأَتْلُوا۟ عَلَيْكُم مِّنْهُ ذِكْرًا ﴿83﴾
Japanese
かれらは,ズ・ル・カルナインに就いてあなたに問うであろう。言つてやるがいい。「わたしはかれに就いて,あなたがたにある物語をしよう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
また(使徒*よ)、彼らはあなたに、ズル=カルナイン*について尋ねる。言え。「私は彼について、あなた方に教訓を誦んできかせよう」。
إِنَّا مَكَّنَّا لَهُۥ فِى ٱلْأَرْضِ وَءَاتَيْنَٰهُ مِن كُلِّ شَىْءٍۢ سَبَبًۭا ﴿84﴾
Japanese
本当にわれは,地上にかれ(の権勢)を打ち建て,また凡ての事を,成就する基になるものを授けた。
Japanese Translation - Saeed Sato
本当にわれら*は、地上において彼のために手はずを整え、あらゆることに関する手段[1]を彼に授けた。
فَأَتْبَعَ سَبَبًا ﴿85﴾
Japanese Translation - Saeed Sato
それで彼は、手段に則っ(て、それを駆使し)た。
حَتَّىٰٓ إِذَا بَلَغَ مَغْرِبَ ٱلشَّمْسِ وَجَدَهَا تَغْرُبُ فِى عَيْنٍ حَمِئَةٍۢ وَوَجَدَ عِندَهَا قَوْمًۭا ۗ قُلْنَا يَٰذَا ٱلْقَرْنَيْنِ إِمَّآ أَن تُعَذِّبَ وَإِمَّآ أَن تَتَّخِذَ فِيهِمْ حُسْنًۭا ﴿86﴾
Japanese
かれが太陽の沈む(国)に来ると,それが泥の泉に没するのを認め,その近くに一種族を見付けた。われは(霊感を通して)言った。「ズ・ル・カルナインよ,かれらを懲しめてもよい。また親切にかれらを待遇してもよい。」
Japanese Translation - Saeed Sato
こうして太陽が沈む土地に到達した時、彼はそれ(太陽)が(煮えたぎる)黒い泥の泉へと沈むのを見出し[1]、そこである民を発見した。われら*は言った。「ズル=カルナイン*よ、(彼らの内、信仰しない者を)罰するか、あるいは彼ら(を導くため)に善くしてやるのだ」。
قَالَ أَمَّا مَن ظَلَمَ فَسَوْفَ نُعَذِّبُهُۥ ثُمَّ يُرَدُّ إِلَىٰ رَبِّهِۦ فَيُعَذِّبُهُۥ عَذَابًۭا نُّكْرًۭا ﴿87﴾
Japanese
かれは言った。「誰でも不義を行う者には,わたしたちは刑罰を加える。それからかれを主に帰らせ,かれは,厳刑をもってかれ(犯罪者)を懲罰されるであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ズル=カルナイン*)は、言った。「不正*を働く者については、私たちが罰を下そう。それからその者は、自分の主*の御許へと戻らされる。そしてかれは、忌まわしい懲罰でその者を罰せられるのだ。
وَأَمَّا مَنْ ءَامَنَ وَعَمِلَ صَٰلِحًۭا فَلَهُۥ جَزَآءً ٱلْحُسْنَىٰ ۖ وَسَنَقُولُ لَهُۥ مِنْ أَمْرِنَا يُسْرًۭا ﴿88﴾
Japanese
また誰でも信仰して,善行に動しむ者には,良い報奨があろう。またわたしたちは,安易なことを命じるであろう。」
Japanese Translation - Saeed Sato
また、信仰し、正しい行い*を行う者といえば、その者には褒美として最善のもの(天国)がある。そして私たちは私たちの命令において、彼に易しい言葉を用いよう」。
ثُمَّ أَتْبَعَ سَبَبًا ﴿89﴾
Japanese
それからかれは,(外の)一つの道を辿った。
Japanese Translation - Saeed Sato
それから彼は(東へと)、手段に則っ(て、それを駆使し)た。
حَتَّىٰٓ إِذَا بَلَغَ مَطْلِعَ ٱلشَّمْسِ وَجَدَهَا تَطْلُعُ عَلَىٰ قَوْمٍۢ لَّمْ نَجْعَل لَّهُم مِّن دُونِهَا سِتْرًۭا ﴿90﴾
Japanese
かれが太陽の登る(国)に来た時,それが一種族の上に登り,われがそれ(太陽)に対し,かれらのために覆いを設けないのを認めた。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして太陽が昇る場所に着いた時、彼はそれ(太陽)が、ある民の上に昇るのを見出した。われら*はそれ(太陽)に対して、彼らにいかなる覆いも与えなかった[1]。
كَذَٰلِكَ وَقَدْ أَحَطْنَا بِمَا لَدَيْهِ خُبْرًۭا ﴿91﴾
Japanese
そのようにし(てそっと置い)た。われはかれが持つものを知り尽くしている。
Japanese Translation - Saeed Sato
(事は)このような次第であった。われら*は確かに、彼に備わっていたもの[1]を熟知していたのである。
ثُمَّ أَتْبَعَ سَبَبًا ﴿92﴾
Japanese
それからかれは(更に外の)一つの道を辿った。
Japanese Translation - Saeed Sato
それから彼は(また別方向に向かい)、手段に則っ(て、それを駆使し)た。
حَتَّىٰٓ إِذَا بَلَغَ بَيْنَ ٱلسَّدَّيْنِ وَجَدَ مِن دُونِهِمَا قَوْمًۭا لَّا يَكَادُونَ يَفْقَهُونَ قَوْلًۭا ﴿93﴾
Japanese
かれが2つの山の間に来た時,かれはその麓に凡んど言葉を解しない一種族を見付けた。
Japanese Translation - Saeed Sato
そして(行く手を)阻む二つのもの(山)に着いた時、その手前[1]に、(自分たち以外の)言葉をほとんど理解しない民を発見した。
قَالُوا۟ يَٰذَا ٱلْقَرْنَيْنِ إِنَّ يَأْجُوجَ وَمَأْجُوجَ مُفْسِدُونَ فِى ٱلْأَرْضِ فَهَلْ نَجْعَلُ لَكَ خَرْجًا عَلَىٰٓ أَن تَجْعَلَ بَيْنَنَا وَبَيْنَهُمْ سَدًّۭا ﴿94﴾
Japanese
かれらは言った。「ズ・ル・カルナインよ,ヤァジュ―ジュとマァジュージュが,この国で悪を働いています。それでわたしたちは税を納めますから,防壁を築いて下さいませんか。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼らは言った[1]。「ズル=カルナイン*よ、本当にヤァジュージュとマァジュージュ[2]は、地上で腐敗*を働いています。あなたに報酬を差し上げますから、私たちと彼らの間に障壁を築いては頂けないでしょうか?」
قَالَ مَا مَكَّنِّى فِيهِ رَبِّى خَيْرٌۭ فَأَعِينُونِى بِقُوَّةٍ أَجْعَلْ بَيْنَكُمْ وَبَيْنَهُمْ رَدْمًا ﴿95﴾
Japanese
かれは(答えて)言った。「主がわたしに授けられた(力)は,(この種族よりも)優れている。それであなたがたが,力技で助けてくれるならば,わたしはあなたがたとかれらとの間に防壁を築こう。
Japanese Translation - Saeed Sato
彼は言った。「我が主*が私に与えて下さったものの方が、(あなた方の財産)より善いのである。それでは、私に力を貸しなさい。あなた方と彼らの間に、高壁を築いてあげるから」。
ءَاتُونِى زُبَرَ ٱلْحَدِيدِ ۖ حَتَّىٰٓ إِذَا سَاوَىٰ بَيْنَ ٱلصَّدَفَيْنِ قَالَ ٱنفُخُوا۟ ۖ حَتَّىٰٓ إِذَا جَعَلَهُۥ نَارًۭا قَالَ ءَاتُونِىٓ أُفْرِغْ عَلَيْهِ قِطْرًۭا ﴿96﴾
Japanese
鉄の塊りをわたしの所に持って来なさい。」やがて2つの山の間の空地が満たされた時,かれは言った。「吹け。それが火になるまで。」(また)かれは言った。「溶けた銅を持って来てその上に注げ。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(ズル=カルナイン*は、彼らに言った。)「鉄片を私によこしなさい」。そして山と山の間を(それで)平坦にすると、言った。「(火を起こして、ふいごを)吹け」。そしてそれ(鉄片の山(を火にすると、言った。「溶けた銅を私によこすのだ。そこに、注ぎ込むから」。
فَمَا ٱسْطَٰعُوٓا۟ أَن يَظْهَرُوهُ وَمَا ٱسْتَطَٰعُوا۟ لَهُۥ نَقْبًۭا ﴿97﴾
Japanese
それでかれら(外敵)は,それに登ることも出来ず,またそれに穴を掘ることも出来なかった。
Japanese Translation - Saeed Sato
こうして彼ら(ヤァジュージュとマァジュージュ)は、それ(高壁)を越えることも出来ず、それに(下から)穴を開けることも叶わなかった。
قَالَ هَٰذَا رَحْمَةٌۭ مِّن رَّبِّى ۖ فَإِذَا جَآءَ وَعْدُ رَبِّى جَعَلَهُۥ دَكَّآءَ ۖ وَكَانَ وَعْدُ رَبِّى حَقًّۭا ﴿98﴾
Japanese
かれは言った。「これは,わたしの主からの御慈悲である。しかし主の約束がやって来る時,かれはそれを粉々にされよう。わたしの主の御約束は真実である。」
Japanese Translation - Saeed Sato
彼(ズル=カルナイン*)は言った。「これは、我が主*からのご慈悲。そして我が主*のお約束[1]が到来すれば、かれはそれ(高壁)を真っ平らにされる。そして我が主*のお約束は、もとより真実なのだ」。
۞ وَتَرَكْنَا بَعْضَهُمْ يَوْمَئِذٍۢ يَمُوجُ فِى بَعْضٍۢ ۖ وَنُفِخَ فِى ٱلصُّورِ فَجَمَعْنَٰهُمْ جَمْعًۭا ﴿99﴾
Japanese
その日われは,人を御互いに押し寄せる波のようにまかせよう。その時ラッパが吹かれ,それでわれは凡ての者を一斉に集める。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、われら*は彼ら(ヤァジュージュとマァジュージュ)をその日、次から次へと押し寄せ、入り混じるがままにさせる。そして角笛[1]が吹き鳴らされ、われら*は彼ら(人々)を一斉に召集するのだ。
وَعَرَضْنَا جَهَنَّمَ يَوْمَئِذٍۢ لِّلْكَٰفِرِينَ عَرْضًا ﴿100﴾
Japanese
その日われは,不信者たちに地獄を現わし,日の辺に見せる。
Japanese Translation - Saeed Sato
また、われら*はその日、不信仰者*たちに地獄をまざまざと見せる。
ٱلَّذِينَ كَانَتْ أَعْيُنُهُمْ فِى غِطَآءٍ عَن ذِكْرِى وَكَانُوا۟ لَا يَسْتَطِيعُونَ سَمْعًا ﴿101﴾
Japanese
日に覆がされていた者は,われを念じることから(遠ざかり),聞くことも出来ないでいた。
Japanese Translation - Saeed Sato
(彼らは)われら*の教訓から、その眼を覆われていた者たちであり、聞くことも出来なかったのだ。[1]
أَفَحَسِبَ ٱلَّذِينَ كَفَرُوٓا۟ أَن يَتَّخِذُوا۟ عِبَادِى مِن دُونِىٓ أَوْلِيَآءَ ۚ إِنَّآ أَعْتَدْنَا جَهَنَّمَ لِلْكَٰفِرِينَ نُزُلًۭا ﴿102﴾
Japanese
信じない者たちは,われを差し置いてわれのしもベを保護者とすることが出来ると考えるのか。本当にわれは,不信者を歓待するために,地獄を準備している。
Japanese Translation - Saeed Sato
一体不信仰に陥った者*たちは、われを差しおいて、わが僕たちを庇護者としようと思っていたのか?[1]本当にわれら*は地獄を、不信仰者*たちの御もてなし[2]として用意しておいたのである。
قُلْ هَلْ نُنَبِّئُكُم بِٱلْأَخْسَرِينَ أَعْمَٰلًا ﴿103﴾
Japanese
言ってやるがいい。「誰が行いにおいて最大の失敗者であるか,告げようか。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)言うがよい。「あなた方に、行いにおける最大の損失者について教えようか?
ٱلَّذِينَ ضَلَّ سَعْيُهُمْ فِى ٱلْحَيَوٰةِ ٱلدُّنْيَا وَهُمْ يَحْسَبُونَ أَنَّهُمْ يُحْسِنُونَ صُنْعًا ﴿104﴾
Japanese
つまり自分では善いことをしていると,かれらは考えているが,現世の生活においての努力が,凡て間違った道に行ってしまうような者たちである。
Japanese Translation - Saeed Sato
(彼らは、)自分たちが善い仕事をしていると思いつつ[1]も、(実は)現世の生活での自分の努力が、徒労になってしまっている者たち」。
أُو۟لَٰٓئِكَ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ بِـَٔايَٰتِ رَبِّهِمْ وَلِقَآئِهِۦ فَحَبِطَتْ أَعْمَٰلُهُمْ فَلَا نُقِيمُ لَهُمْ يَوْمَ ٱلْقِيَٰمَةِ وَزْنًۭا ﴿105﴾
Japanese
これらの者は,主の印,また主との会見を信じない者たちで,かれらの行いは無駄になり,われは審判の日にかれらにどんな目方も与えないであろう。
Japanese Translation - Saeed Sato
それらの者たちは、自分たちの主*の御徴と、(来世における)かれとの拝謁を否定し、それでその行いが無駄になった者たち。それでわれら*は復活の日*、彼らに僅かばかりの価値も認めないのだ。
ذَٰلِكَ جَزَآؤُهُمْ جَهَنَّمُ بِمَا كَفَرُوا۟ وَٱتَّخَذُوٓا۟ ءَايَٰتِى وَرُسُلِى هُزُوًا ﴿106﴾
Japanese
それがかれらにとって当然の報いの地獄である。かれらは信仰を拒否し,われの印や使徒たちを嘲笑したからである。
Japanese Translation - Saeed Sato
それは彼らが不信仰に陥り、わが御徴とわが使徒*たちを嘲笑の的としていたことゆえの、地獄という彼らの応報である。
إِنَّ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّٰلِحَٰتِ كَانَتْ لَهُمْ جَنَّٰتُ ٱلْفِرْدَوْسِ نُزُلًا ﴿107﴾
Japanese
本当に信仰して善行に励む者に対する歓待は,天国の楽園である。
Japanese Translation - Saeed Sato
本当に、信仰し、正しい行い*を行う者たちには、御もてなしとしてフィルダウスの楽園[1]がある。
خَٰلِدِينَ فِيهَا لَا يَبْغُونَ عَنْهَا حِوَلًۭا ﴿108﴾
Japanese
かれらはそこに永遠に住もう。かれらはそこから移ることを望まない。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(彼らは)そこに永遠に留まり、そこから(いかなる別の場所にも)移されることを望まない。
قُل لَّوْ كَانَ ٱلْبَحْرُ مِدَادًۭا لِّكَلِمَٰتِ رَبِّى لَنَفِدَ ٱلْبَحْرُ قَبْلَ أَن تَنفَدَ كَلِمَٰتُ رَبِّى وَلَوْ جِئْنَا بِمِثْلِهِۦ مَدَدًۭا ﴿109﴾
Japanese
言ってやるがいい。「仮令海が,主の御言葉を記すための墨であっても,主の御言葉が尽きない中に,海は必ず使い尽くされよう。たとえわたしたちが(他の)それと同じ(海)を補充のために持っても。
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)言ってやれ。「もし海が、我が主*の御言葉(を書き写すため)のインクであったとしたら、我が主*の御言葉が尽きる前に、海は枯れ果ててしまったであろう。たとえ、われら*がそれと同様のものをもう一つ、補充分として持って来たとしても」。[1]
قُلْ إِنَّمَآ أَنَا۠ بَشَرٌۭ مِّثْلُكُمْ يُوحَىٰٓ إِلَىَّ أَنَّمَآ إِلَٰهُكُمْ إِلَٰهٌۭ وَٰحِدٌۭ ۖ فَمَن كَانَ يَرْجُوا۟ لِقَآءَ رَبِّهِۦ فَلْيَعْمَلْ عَمَلًۭا صَٰلِحًۭا وَلَا يُشْرِكْ بِعِبَادَةِ رَبِّهِۦٓ أَحَدًۢا ﴿110﴾
Japanese
言ってやるがいい。「わたしはあなたがたと同じ,只の人間に過ぎない。あなたがたの神は,唯一の神(アッラー)であることが,わたしに啓示されたのである。凡そ誰でも,主との会見を請い願う者は,正しい行いをしなさい。かれの主を崇る場合に何一つ(同位に)配置して崇拝してはならない。」
Japanese Translation - Saeed Sato
(使徒*よ、)言え。「私は、『あなた方の(真に)崇拝*すべきは、ただ一つの神[1]』と啓示が下されている、あなた方と同様の一人の人間に過ぎない。それで自分の主*との拝謁を望む[2]者は、正しい行い*に励み、自分の主*の崇拝*において、いかなるものも並べてはならない[3]」。