بِسْمِ ٱللَّهِ ٱلرَّحْمَٰنِ ٱلرَّحِيمِ الٓمٓ ﴿1﴾
Japanese
アリフ・ラーム・ミーム。
Japanese Translation - Saeed Sato
アリフ・ラーム・ミーム[1]。
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بِسْمِ ٱللَّهِ ٱلرَّحْمَٰنِ ٱلرَّحِيمِ الٓمٓ ﴿1﴾
アリフ・ラーム・ミーム。
アリフ・ラーム・ミーム[1]。
تِلْكَ ءَايَٰتُ ٱلْكِتَٰبِ ٱلْحَكِيمِ ﴿2﴾
これは英知の啓典の微節(印)であり,
それは完全無欠[1]な啓典の御徴である。
هُدًۭى وَرَحْمَةًۭ لِّلْمُحْسِنِينَ ﴿3﴾
善行に勤しむ者への導きであり,また慈悲である。
導きと、善を尽くす*者たちへの慈悲。
ٱلَّذِينَ يُقِيمُونَ ٱلصَّلَوٰةَ وَيُؤْتُونَ ٱلزَّكَوٰةَ وَهُم بِٱلْءَاخِرَةِ هُمْ يُوقِنُونَ ﴿4﴾
礼拝の務めを守り,定めの喜捨をなし,また,来世を堅く信じる者たちへの(導きであり慈悲)である。
(彼らは)礼拝を遵守*し、浄財*を払い、そして来世をこそ、まさに確信する者たち。
أُو۟لَٰٓئِكَ عَلَىٰ هُدًۭى مِّن رَّبِّهِمْ ۖ وَأُو۟لَٰٓئِكَ هُمُ ٱلْمُفْلِحُونَ ﴿5﴾
これらの者は主の御導きの許にあり,かれらこそは成功する者である。
それらの者たちは、その主*の導きの上にあり、それらの者たちこそは成功者である。
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يَشْتَرِى لَهْوَ ٱلْحَدِيثِ لِيُضِلَّ عَن سَبِيلِ ٱللَّهِ بِغَيْرِ عِلْمٍۢ وَيَتَّخِذَهَا هُزُوًا ۚ أُو۟لَٰٓئِكَ لَهُمْ عَذَابٌۭ مُّهِينٌۭ ﴿6﴾
だが人びとの中には,無益の話を買い込んで,知識もないくせに(人びとを)アッラーの道から背かせ,(正しい道に)嘲笑を浴びせる者がある。これらの者には,恥ずべき懲罰が下るであろう。
人々の中には、知識もなくアッラー*の道から迷わせ、(アッラー*の御徴を)嘲笑の的とすべく、下らない話[1]を買う者がいる。それらの者たち、彼らにこそ屈辱の懲罰があるのだ。
وَإِذَا تُتْلَىٰ عَلَيْهِ ءَايَٰتُنَا وَلَّىٰ مُسْتَكْبِرًۭا كَأَن لَّمْ يَسْمَعْهَا كَأَنَّ فِىٓ أُذُنَيْهِ وَقْرًۭا ۖ فَبَشِّرْهُ بِعَذَابٍ أَلِيمٍ ﴿7﴾
われの印がこのような者に向かって読誦されると,かれらはそれを聞こえないかのように,まるで聾唖者であるかのように,高慢に背を向けて去る。そのような者には,痛ましい懲罰(に就いての消息)を告げなさい。
そして、われら*の御徴が読誦されたときには、まるでそれを聞かなかったかのように、あたかもその両耳に重しがあるかのように[1]して、高慢にも立ち去った。ならば彼には、痛ましい懲罰の吉報を告げよ[2]。
إِنَّ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّٰلِحَٰتِ لَهُمْ جَنَّٰتُ ٱلنَّعِيمِ ﴿8﴾
信仰して善行に動しむ者には喜びの楽園があり,
本当に信仰し、正しい行い*を行う者たち、彼らには安寧の楽園がある。
خَٰلِدِينَ فِيهَا ۖ وَعْدَ ٱللَّهِ حَقًّۭا ۚ وَهُوَ ٱلْعَزِيزُ ٱلْحَكِيمُ ﴿9﴾
永遠にその中に住むであろう。アッラーの御約束は真実である。かれは偉力ならびなく英明であられる。
彼らはそこに永遠に留まる。アッラー*の真実のお約束。かれは偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方。
خَلَقَ ٱلسَّمَٰوَٰتِ بِغَيْرِ عَمَدٍۢ تَرَوْنَهَا ۖ وَأَلْقَىٰ فِى ٱلْأَرْضِ رَوَٰسِىَ أَن تَمِيدَ بِكُمْ وَبَثَّ فِيهَا مِن كُلِّ دَآبَّةٍۢ ۚ وَأَنزَلْنَا مِنَ ٱلسَّمَآءِ مَآءًۭ فَأَنۢبَتْنَا فِيهَا مِن كُلِّ زَوْجٍۢ كَرِيمٍ ﴿10﴾
かれは,あなたがたに見える柱もなしに諸天を創り,また地上には確りと山々を据えてあなたがたと共にぐらつかないようになされる。種々雑多な動物をそれに(捲?)き散らされる。またわれは,天から雨を降らせ,いろいろな見事なものをそこに雌雄で生育させた。
アッラー*は諸天を、いかなる柱もなしにお創りになった。あなた方は、それを目にしている[1]。また、かれは大地に、それがあなた方と共に揺れ動かないよう、堅固な山々を投げ入れられ、そこに地を歩むあらゆる生物を散開させられた。そしてわれら*[2]は天から(雨)水を降らせ、そこ(大地)にあらゆる貴い種類のものを生育させたのだ。
هَٰذَا خَلْقُ ٱللَّهِ فَأَرُونِى مَاذَا خَلَقَ ٱلَّذِينَ مِن دُونِهِۦ ۚ بَلِ ٱلظَّٰلِمُونَ فِى ضَلَٰلٍۢ مُّبِينٍۢ ﴿11﴾
これがアッラーの創造である。アッラー以外のものが,創造したものがあればわれに示せ。いや,性悪者たちは,明らかに迷いの中にいる。
これがアッラー*の創造である。ならば(シルク*の徒よ)、彼以外の者たちが創ったものを、私に見せてみよ。いや、不正*者たちは紛れもない迷妄の中にあるのだ。
وَلَقَدْ ءَاتَيْنَا لُقْمَٰنَ ٱلْحِكْمَةَ أَنِ ٱشْكُرْ لِلَّهِ ۚ وَمَن يَشْكُرْ فَإِنَّمَا يَشْكُرُ لِنَفْسِهِۦ ۖ وَمَن كَفَرَ فَإِنَّ ٱللَّهَ غَنِىٌّ حَمِيدٌۭ ﴿12﴾
われは(以前に)ルクマーンに,アッラーに感謝するよう英知を授けた。誰でも感謝する者は,自分の魂のために感謝するのである。だが恩を忘れる者がいたところで,本当にアッラーには,何の問題もない。かれは讃美される方である。
われら*は確かに、ルクマーン[1]に英知[2]を授け(、こう言っ)た。「アッラー*に(その恩恵に対して)感謝せよ。感謝するならば、彼は自分自身を益するために感謝するに外ならないのであり、恩知らずになるのであれば、実にアッラー*は(そのような者の感謝を必要とはされない)満ち足りた*お方、称賛されるべき*お方なのである」。
وَإِذْ قَالَ لُقْمَٰنُ لِٱبْنِهِۦ وَهُوَ يَعِظُهُۥ يَٰبُنَىَّ لَا تُشْرِكْ بِٱللَّهِ ۖ إِنَّ ٱلشِّرْكَ لَظُلْمٌ عَظِيمٌۭ ﴿13﴾
さてルクマーンが,自分の息子を戒めてこう言った時を思い起しなさい。「息子よ,アッラーに(外の神を)同等に配してはならない。それを配するのは,大変な不義である。」
(使徒*よ、)ルクマーンがその息子に、彼を戒めつつ、(こう)言った時のこと(を思い起こさせよ)。「我が息子よ、アッラー*に対してシルク*を犯すのではない。本当にシルク*はまさしく、この上ない不正*なのだから」。
وَوَصَّيْنَا ٱلْإِنسَٰنَ بِوَٰلِدَيْهِ حَمَلَتْهُ أُمُّهُۥ وَهْنًا عَلَىٰ وَهْنٍۢ وَفِصَٰلُهُۥ فِى عَامَيْنِ أَنِ ٱشْكُرْ لِى وَلِوَٰلِدَيْكَ إِلَىَّ ٱلْمَصِيرُ ﴿14﴾
われは,両親への態度を人間に指示した。人間の母親は,苦労に(空?)れてその(子)を胎内で養い,更に離乳まで2年かかる。「われとあなたの父母に感謝しなさい。われに(最後の)帰り所はあるのである。
ーーわれら*は人間に、両親に対して(孝行を)命じた[1]。彼の母親は、衰弱の上に衰弱を重ねて、彼を身ごもったのである。そして乳離れ(まで)は、二年かかるのだ。(われらは言った)。「われに感謝せよ。そしてあなたの両親に。われにこそ行先があ(り、そこでわれは全ての者に応報す)るのだから。
وَإِن جَٰهَدَاكَ عَلَىٰٓ أَن تُشْرِكَ بِى مَا لَيْسَ لَكَ بِهِۦ عِلْمٌۭ فَلَا تُطِعْهُمَا ۖ وَصَاحِبْهُمَا فِى ٱلدُّنْيَا مَعْرُوفًۭا ۖ وَٱتَّبِعْ سَبِيلَ مَنْ أَنَابَ إِلَىَّ ۚ ثُمَّ إِلَىَّ مَرْجِعُكُمْ فَأُنَبِّئُكُم بِمَا كُنتُمْ تَعْمَلُونَ ﴿15﴾
だがもし,あなたの知らないものを,われに(同等に)配することを,かれら(両親)があなたに強いても,かれらに従ってはならない。だが現世では懇切にかれらに仕え,悔悟してわれの許に帰る者に従え。やがてあなたがたはわれに帰り,われはあなたがたの行ったことを告げ知らせるのである。」
そして(信仰者の息子よ、)もし彼ら二人が、あなたが(崇拝*の正当性について)何も知らないものをわれに並べるべく、あなたに執拗に迫ってきたならば、彼らに従うのではない[1]。また現世において、彼らに適切な形[2]で同伴せよ。そしてわれによく(悔悟して)立ち返る者の道[3]に従うのだ。それからわれにこそ、あなた方の帰り所があるのであり、われは自分たちが(現世で)行っていたことについて、あなた方に告げ聞かせるのである」ーー。
يَٰبُنَىَّ إِنَّهَآ إِن تَكُ مِثْقَالَ حَبَّةٍۢ مِّنْ خَرْدَلٍۢ فَتَكُن فِى صَخْرَةٍ أَوْ فِى ٱلسَّمَٰوَٰتِ أَوْ فِى ٱلْأَرْضِ يَأْتِ بِهَا ٱللَّهُ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ لَطِيفٌ خَبِيرٌۭ ﴿16﴾
(ルクマーンは言った。)「息子よ,仮令芥子粒程の重さでも,それが岩の中,または天の上,または地の下に(潜んで)いても,アッラーはそれを探し出される。本当にアッラーは深奥の神秘を知っておられ,(それらに)通暁なされる方であられる。」
(ルクマーンは言った。)「我が息子よ、実にそれが(悪行であれ、善行であれ)、たとえ芥子種一粒の重さ(ほどのもの)であり、岩の中にあったとしても、または諸天(のどこか)、あるいは大地(のどこか)にあったとしても、アッラー*は(復活の日*)それを持ち出してこられ(、秤におかけにな)るのだ。本当にアッラーはまさしく、霊妙な*お方、(全てに)通暁されたお方なのだから。[1]
يَٰبُنَىَّ أَقِمِ ٱلصَّلَوٰةَ وَأْمُرْ بِٱلْمَعْرُوفِ وَٱنْهَ عَنِ ٱلْمُنكَرِ وَٱصْبِرْ عَلَىٰ مَآ أَصَابَكَ ۖ إِنَّ ذَٰلِكَ مِنْ عَزْمِ ٱلْأُمُورِ ﴿17﴾
「息子よ,礼拝の務めを守り,善を(人に)勧め悪を禁じ,あなたに降りかかることを耐え忍ベ。本当にそれはアッラーが人に定められたこと。
我が息子よ、礼拝を遵守*し、善事を命じ、悪事を禁じよ[1]。そしてあなたに降りかかったことにおいて、忍耐*するのだ。本当にそれこそは、決意を固めるべき事柄の内のものである。
وَلَا تُصَعِّرْ خَدَّكَ لِلنَّاسِ وَلَا تَمْشِ فِى ٱلْأَرْضِ مَرَحًا ۖ إِنَّ ٱللَّهَ لَا يُحِبُّ كُلَّ مُخْتَالٍۢ فَخُورٍۢ ﴿18﴾
他人に対して(高慢に)あなたの頬を背けてはならない。また横柄に地上を歩いてはならない。本当にアッラーは,自惚れの強い威張り屋を御好みになられない。
また、あなたの頬を(高慢さから斜に構えて)人々に向けてはならず、大地を得意然として歩いてはならない。本当にアッラー*は尊大ぶった高慢ちきな者をお好みにはならないのだから。
وَٱقْصِدْ فِى مَشْيِكَ وَٱغْضُضْ مِن صَوْتِكَ ۚ إِنَّ أَنكَرَ ٱلْأَصْوَٰتِ لَصَوْتُ ٱلْحَمِيرِ ﴿19﴾
歩き振を穏やかにし,声を低くしなさい。本当に声の最も厭わしいのは,ロバの声である。」
また、あなたの歩みにおいて節度を保ち[1]、自分の声を抑えよ。実に最も嫌な声とは、まさしくロバの声なのだから[2]」。
أَلَمْ تَرَوْا۟ أَنَّ ٱللَّهَ سَخَّرَ لَكُم مَّا فِى ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَمَا فِى ٱلْأَرْضِ وَأَسْبَغَ عَلَيْكُمْ نِعَمَهُۥ ظَٰهِرَةًۭ وَبَاطِنَةًۭ ۗ وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يُجَٰدِلُ فِى ٱللَّهِ بِغَيْرِ عِلْمٍۢ وَلَا هُدًۭى وَلَا كِتَٰبٍۢ مُّنِيرٍۢ ﴿20﴾
あなたがたは思い起さないのか。アッラーは天にあり地にある凡てのものを,あなたがたの用のために供させ,また外面と内面の恩恵を果されたではないか。だが人びとの中には,知識も導きもなく,また光明の啓典もなく,アッラーに就いて論議する者がある。
(人々よ、)一体あなた方は、アッラー*があなた方に諸天にあるものと大地にあるものを仕えさせられ、かれの露わな、そして密かな恩恵[1]を、あなた方に全うされたのを見ないのか?人々の中には、知識も導きも光明の書[2]もないのに、アッラー*(の唯一性*)について(盾突いて)議論する者がいる。
وَإِذَا قِيلَ لَهُمُ ٱتَّبِعُوا۟ مَآ أَنزَلَ ٱللَّهُ قَالُوا۟ بَلْ نَتَّبِعُ مَا وَجَدْنَا عَلَيْهِ ءَابَآءَنَآ ۚ أَوَلَوْ كَانَ ٱلشَّيْطَٰنُ يَدْعُوهُمْ إِلَىٰ عَذَابِ ٱلسَّعِيرِ ﴿21﴾
かれらに対し,「アッラーが下される啓示に従え。」と言うと,かれらは,「いや,わたしたちは,祖先たちの奉じたものに従う。」と言う。仮令悪魔が,かれらを炎の懲罰に招いてもよいのか。
また、彼らに「アッラー*が(預言者*ムハンマド*に)下されたものに従え」と言われれば、彼らは(こう)言った。「いや、私たちは、私たちが見出した自分たちのご先祖様のやり方[1]に従う」。一体、シャイターン*が彼らを烈火の懲罰へと招いているというのに、(彼らはそうするの)か?
۞ وَمَن يُسْلِمْ وَجْهَهُۥٓ إِلَى ٱللَّهِ وَهُوَ مُحْسِنٌۭ فَقَدِ ٱسْتَمْسَكَ بِٱلْعُرْوَةِ ٱلْوُثْقَىٰ ۗ وَإِلَى ٱللَّهِ عَٰقِبَةُ ٱلْأُمُورِ ﴿22﴾
誰でも善行に励み,真心を尽くしてアッラーに傾倒する者は,堅固な取っ手を確り握った者である。凡ての事の終末はアッラーに(帰着するので)ある。
誰であろうと、善を尽くす者*でありつつ、アッラー*のみに顔を向けて服従する者[1]、その者は堅固な取っ手を確かに握り締めたのである。そしてアッラー*にこそ、物事の結末は属するのだ。
وَمَن كَفَرَ فَلَا يَحْزُنكَ كُفْرُهُۥٓ ۚ إِلَيْنَا مَرْجِعُهُمْ فَنُنَبِّئُهُم بِمَا عَمِلُوٓا۟ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَلِيمٌۢ بِذَاتِ ٱلصُّدُورِ ﴿23﴾
誰が信仰しなくても,その不信心に悩まされてはならない。かれらはわれの許に帰る。その時われは,その行ったことをかれらに告げ知らせるであろう。本当にアッラーは(人間が)胸に抱くことを熟知なされる。
また(使徒*よ)、不信仰に陥った者*がいても、その不信仰があなた[1]を悲しませるようなことがあってはならない。(復活の日*、)われら*にこそ彼らの帰り所はあり、われら*は彼らに自分たちが行ったことを告げ聞かせ(、それに報いを与え)るのだから。本当にアッラー*は、胸中をご存知になるお方なのである。
نُمَتِّعُهُمْ قَلِيلًۭا ثُمَّ نَضْطَرُّهُمْ إِلَىٰ عَذَابٍ غَلِيظٍۢ ﴿24﴾
われはしばらくかれらに楽しませ,それから手荒い懲罰に駆り立てるであろう。
われら*は彼らを(現世で)少し楽しませ、それから(復活の日*)荒々しい懲罰へと、彼らを無理強いする。
وَلَئِن سَأَلْتَهُم مَّنْ خَلَقَ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلْأَرْضَ لَيَقُولُنَّ ٱللَّهُ ۚ قُلِ ٱلْحَمْدُ لِلَّهِ ۚ بَلْ أَكْثَرُهُمْ لَا يَعْلَمُونَ ﴿25﴾
あなたがもしかれらに,「天地を創造されたのは誰か。」と問えば,かれらはきっと「アッラー。」と言うであろう。言ってやるがいい。「アッラーを讃えます。」だがかれらの多くは理解しないのである。
また(使徒*よ)、もしもあなたが彼ら(シルク*の徒)に「諸天と大地を創造されたのは、誰か?」と尋ねれば、彼らはきっと(こう)言う。「アッラー*である」。言ってやれ。「(彼らの誤りを、彼ら自身に証明させた)アッラー*に称賛*あれ」。いや、彼らの大半は知らないのだ。
لِلَّهِ مَا فِى ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلْأَرْضِ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْغَنِىُّ ٱلْحَمِيدُ ﴿26﴾
天と地の凡てのものは,アッラーに属する。本当にアッラーは満ち足られる方,讃美されるべき方であられる。
アッラー*にこそ、諸天と大地にあるものは属する。本当にアッラー*は満ち足りた*お方、称賛されるべき*お方。
وَلَوْ أَنَّمَا فِى ٱلْأَرْضِ مِن شَجَرَةٍ أَقْلَٰمٌۭ وَٱلْبَحْرُ يَمُدُّهُۥ مِنۢ بَعْدِهِۦ سَبْعَةُ أَبْحُرٍۢ مَّا نَفِدَتْ كَلِمَٰتُ ٱللَّهِ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ عَزِيزٌ حَكِيمٌۭ ﴿27﴾
仮令え地上の凡ての木がペンであって,また海(が墨で),その外に7つの海をそれに差し添えても,アッラーの御言葉は(書き)尽くすことは出来ない。本当にアッラーは,偉力ならびなく英明であられる。
そして、もし大地にある(全ての)木が筆となり、(水がインクと化した)海があって、その(インクが尽きた)後を、七つの海が(インクで)補充したとしても、アッラー*の御言葉は書き尽くせなかっただろう[1]。本当にアッラー*は、偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方。
مَّا خَلْقُكُمْ وَلَا بَعْثُكُمْ إِلَّا كَنَفْسٍۢ وَٰحِدَةٍ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ سَمِيعٌۢ بَصِيرٌ ﴿28﴾
あなたがた(無数)の創造もまた復活も,まるで一個の魂を扱うようなものに過ぎない。本当にアッラーは全聴にして全視であられる。
(人々よ、アッラー*にとって)あなた方の創造と、あなた方の復活は、人間一人(の創造と復活)のような(容易い)もの。本当にアッラー*はよくお聞きになるお方、よくご覧になるお方。
أَلَمْ تَرَ أَنَّ ٱللَّهَ يُولِجُ ٱلَّيْلَ فِى ٱلنَّهَارِ وَيُولِجُ ٱلنَّهَارَ فِى ٱلَّيْلِ وَسَخَّرَ ٱلشَّمْسَ وَٱلْقَمَرَ كُلٌّۭ يَجْرِىٓ إِلَىٰٓ أَجَلٍۢ مُّسَمًّۭى وَأَنَّ ٱللَّهَ بِمَا تَعْمَلُونَ خَبِيرٌۭ ﴿29﴾
あなたは見ないのか,アッラーが夜を昼に入り込ませ,また昼を夜の中に入り込ませ,更に太陽と月を従わせてそれぞれ定められた期間にその(軌道)を運行なされるのを。本当にアッラーはあなたがたの行うことを熟知なされる。
(使徒*よ、)一体あなたは、アッラー*が夜を昼にお入れになり、昼を夜にお入れになる[1]のを見ないのか?また、かれが太陽と月ーー(その)いずれも、定められた時期(である復活の日*)まで運行し続けるーーを仕えさせられたのを?また、アッラー*があなた方の行うこと(全てに)通暁されているのを?
ذَٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْحَقُّ وَأَنَّ مَا يَدْعُونَ مِن دُونِهِ ٱلْبَٰطِلُ وَأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْعَلِىُّ ٱلْكَبِيرُ ﴿30﴾
それはアッラーこそが真理であられるためである。かれを差し置いて,あなたがたの祈るのは虚偽のものである。本当にアッラーこそは,至高にして至大であられる。
それはアッラー*こそが真理であり、彼ら(シルク*の徒)が、かれを差しおいて祈っているものが、虚妄であるため。そしてアッラー*こそが、至高の*お方、大いなる*お方であるためなのだ。
أَلَمْ تَرَ أَنَّ ٱلْفُلْكَ تَجْرِى فِى ٱلْبَحْرِ بِنِعْمَتِ ٱللَّهِ لِيُرِيَكُم مِّنْ ءَايَٰتِهِۦٓ ۚ إِنَّ فِى ذَٰلِكَ لَءَايَٰتٍۢ لِّكُلِّ صَبَّارٍۢ شَكُورٍۢ ﴿31﴾
あなたは船が,アッラーの恵みで,大洋を航行するのを見ないのか。(それは)かれの印をあなたがたに示されたためではないか。本当にその中には,不断に耐え忍ぶ者と感謝する凡ての者のために,様々な印がある。
一体あなたは、船が(創造物に対する)アッラー*の恩恵と共に、海を進むのを見ないのか?(それは)かれが、その御徴[1]のいくつかをあなた方にお見せになるため。本当にそこにはまさしく、忍耐*強く感謝深い全ての者[2]への御徴がある。
وَإِذَا غَشِيَهُم مَّوْجٌۭ كَٱلظُّلَلِ دَعَوُا۟ ٱللَّهَ مُخْلِصِينَ لَهُ ٱلدِّينَ فَلَمَّا نَجَّىٰهُمْ إِلَى ٱلْبَرِّ فَمِنْهُم مُّقْتَصِدٌۭ ۚ وَمَا يَجْحَدُ بِـَٔايَٰتِنَآ إِلَّا كُلُّ خَتَّارٍۢ كَفُورٍۢ ﴿32﴾
大波が天蓋のようにかれらを覆う時は,アッラーに祈り,誠を尽くしてかれに傾倒しなさい。だが,かれらを無事陸地に着かせると,かれらの中の或る者は,(善と悪の中間の)あやふやな状態になる。だが二心ある者,不信心な者の外は,誰もわれの印を否定しない。
また、波が雲のように彼ら(シルクの徒)を覆(い、溺死の恐怖が襲)えば、彼らはアッラーだけに真摯に崇拝行為を捧げつつ、祈るのである[1]。そしてかれが彼らを陸にお救いになれば、彼らの中にはいい加減な者[2]もいる。われら*の御徴を否定するのは、あらゆる無節操で不信心この上ない者のみなのだ。
يَٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ ٱتَّقُوا۟ رَبَّكُمْ وَٱخْشَوْا۟ يَوْمًۭا لَّا يَجْزِى وَالِدٌ عَن وَلَدِهِۦ وَلَا مَوْلُودٌ هُوَ جَازٍ عَن وَالِدِهِۦ شَيْـًٔا ۚ إِنَّ وَعْدَ ٱللَّهِ حَقٌّۭ ۖ فَلَا تَغُرَّنَّكُمُ ٱلْحَيَوٰةُ ٱلدُّنْيَا وَلَا يَغُرَّنَّكُم بِٱللَّهِ ٱلْغَرُورُ ﴿33﴾
人びとよ,あなたがたの主を畏れなさい。また父がその子のために役立たず,子も自分の父のために少しも役立たない日を恐れなさい。本当にアッラーの約束は真実である。あなたがたは現世の生活に欺かれてはならない。アッラーのことに就いて欺く者に,あなたがたは欺かれてはならない。
人々よ、あなた方の主*を畏れ*よ。また、父親が自分の子を益することがなく、子どももまた、その父親に対して少しの役にも立つことがない(復活の)日*を恐れよ。本当にアッラー*のお約束は真実なのだ。ならば決して、現世の生活があなた方を欺いたり、欺く者[1]があなた方を、アッラー*において欺いたりすることがあってはならない。
إِنَّ ٱللَّهَ عِندَهُۥ عِلْمُ ٱلسَّاعَةِ وَيُنَزِّلُ ٱلْغَيْثَ وَيَعْلَمُ مَا فِى ٱلْأَرْحَامِ ۖ وَمَا تَدْرِى نَفْسٌۭ مَّاذَا تَكْسِبُ غَدًۭا ۖ وَمَا تَدْرِى نَفْسٌۢ بِأَىِّ أَرْضٍۢ تَمُوتُ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَلِيمٌ خَبِيرٌۢ ﴿34﴾
アッラー,本当にかれ(だけ)が,(審判の)時を知っておられる。かれは雨を降らせられる。また胎内にあるものをも知っておられる。だが(人間は)誰も明日自分が何を稼ぐかを知らず,誰も何処で死ぬかを知らない。本当にアッラーは全知にして凡てに通暁される御方であられる。
本当にアッラー*、かれの御許にこそ、(復活の日*の)その時の知識がある。またかれは慈雨をお降らしになり、子宮の中にあるものをご存知になる。そしていかなる者も、自分が明日かせぐことになるものを知らず、いかなる者も、自分がいずこの地で死ぬことになるかを知らないのだ。本当にアッラー*は、全知者、(全てに)通暁されるお方。[1]